【ホンダの逆襲】新型「プレリュード」が“ハイブリッド革命”と話題に…エンジンの超進化が向かう世界
掲載 carview! 文:編集部/写真:ホンダ技研工業 34
掲載 carview! 文:編集部/写真:ホンダ技研工業 34
搭載されるメカニズムには今回、大きなニュースがありした。というのも12月18日にホンダは2つの次世代技術を発表していて、どちらもハイブリッドシステムに関するもの。1つ目は「ホンダ S+シフト」というシフト制御技術で、2つ目は次世代e:HEVです(※実際には、次世代e:HEVにS+シフトも含まれます)。
このうちプレリュードに採用されるのは「ホンダ S+シフト」のほう。このS+シフトの出来がかなりヤバいということで話題になっています。
ホンダ S+シフトはe:HEVを搭載する現行モデルに採用されている「リニアシフトコントロール」の進化版。リニアシフトコントロールではスピードの上昇に合わせてエンジン回転数を段階的に上げることで、有段トランスミッションのようなエンジンサウンドを実現していました。
ホンダ S+シフトではさらに、(S+シフトをONにすると)全車速域で走行シーンに合わせてオートでもパドル操作でも、シフトアップに加え、新たにシフトダウンも行います。また、シフトホールド時はエンジン回転数が発電に最適な回転で維持され、コーナーからの再加速などで発電力を高めて、モーターの応答時間を大幅に短縮します。
さらに驚くべきは、モーターのトルクを使ってアップ側・ダウン側ともに変速ショックを超リアルに再現すること。さらに連動するアクティブサウンドコントロールシステムがスピーカーを通してエンジン回転数に応じたNSXを思わせる快感サウンドを演出。仕上げにタコメーターの指針も瞬時に連動するという凝りようです。
・・・つまりS+シフトによってエンジン車のDCT(デュアルクラッチトランスミッション)を操っている感覚を味わえるわけで、なんとホンダは最新のテクノロジーをつぎ込み、本気で洗練された高性能エンジンスポーツ車の操縦フィーリングを、ハイブリッド車で表現しようとしていることになります。なんともはや時代を感じさせますね。
ちなみに担当の価格予想としましては、シビックタイプRの足回りも入っているとなると、やはり400万円台後半~というところではないでしょうか。
(次のページに続く)
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