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5代目ステップワゴンに超速試乗、新採用「わくわくゲート」が面白い

数十ミリの違いだが、より広く感じられる室内

小排気量ターボエンジンの採用は、効率を上げるためでもあるが、室内スペースを稼ぐためでもある。エンジンをコンパクト化したことで、エンジンルームを40mm短縮し、全長をプラスすることなくホイールベースを35mm延長している。

これによって1列目と3列目のシート間隔を40mm延長し、荷室の前後長も20mm増した。この数十ミリの違いが体感的には大きく、新型は広くなったように感じる。またステップワゴンは伝統的にサイドウインドウを立てたデザインを採用してきたが、それは新型でも踏襲されていて、室内での圧迫感が少ない。

従来同様に2列目シートが左右で独立した7人乗り仕様と2列目シートがベンチタイプの8人乗り仕様が設定されるが、先代では8人乗り仕様がベースで7人乗り仕様がオプションだったのに対し、新型では7人乗り仕様がベースで8人乗り仕様がオプション扱いとなっている。

従来同様、優しい顔のステップワゴンと、強面のステップワゴン・スパーダの2シリーズが展開される。動力性能や室内のレイアウトなどは共通で、主に異なるのはフロントマスクと室内の素材や色遣い。ステップワゴンの室内は明るく暖かみのある色や素材が用いられ、スパーダはダークな色遣いで光るパーツが多用される。まぁだいたいトヨタでいうノアとヴォクシーの違いに準じている。

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