最後にして最強？ V8搭載の「GRスープラ」がオーストラリアでマスタングやカマロ相手に牙をむく！

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ボディキットはトヨタ・オーストラリアの独自開発

このV8エンジンが生み出すサウンドについて、トヨタ・オーストラリアの副社長ショーン・ハンリー氏は「2UR-GSEが良い音なのは分かっていましたが、今回の仕様ではフルパワーで聴くと一段と際立ちます」とコメント。

“背筋がゾクッとするようなサウンド”とも表現していましたが、あくまでPRの一環と見てよいでしょう。

また、同氏は「6気筒エンジンも検討しましたが、ほとんど時間をかけずにV8案に決まりました」とも語っています。

これまでの量産型GRスープラは、2.0L直4ターボまたは3.0L直6ターボのBMW製エンジンを搭載しており、今回のV8搭載はそのイメージを大きく覆す内容です。

外装にも大幅な手が加えられています。ボディキットはトヨタ・オーストラリアのアルトナ工場で独自に開発されたもので、拡幅されたフェンダーや大型スプリッター、リアウイングなど、空力性能を意識したレース仕様の装備が目を引きます。

18インチホイールにはスリックタイヤを装着し、ブレーキ強化のためにAPレーシング製のブレーキも採用。シャシーの構造や他の詳細についてはまだ明かされていません。