往年の名車が集まった! ソリチュードリバイバル
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ポルシェジャパン(PJ)、吉田 匠(TY)
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ポルシェジャパン(PJ)、吉田 匠(TY)
ポルシェゆかりの人物その1は、元ワークスドライバーのハンス・ヘルマン。地元シュトゥットガルト出身の83歳、メルセデスやアバルトにも乗ったが、ポルシェでの活動が最も高名で、ここソリチュードでも1956年に550スパイダーで優勝するなどしている。
ソリチュードリバイバルは2008年に続いて2回目の開催だが、前回と同様に今回も地元ポルシェのエントリーが目についた。新旧2台の550スパイダーや718F2および804F1は、ツッフェンハウゼンのポルシェミュージアムから送り込まれたものだし、それを操るドライバーもヘルマンやリンゲといった元ワークスの大ベテランから今日の若いワークスドライバーまで、ポルシェは自らの直系に当たる人々をソリチュードに集結させた。
ハンス・ヘルマンはシュトゥットガルト生まれ、ヘルベルト・リンゲはヴァイザッハ生まれと、いずれも地元のヒーローであり、しかもともに今年83歳という高齢にもかかわらず颯爽と550スパイダーを走らせて、観衆の喝采を浴びていた。なかでも1970年にリチャード・アトウッドと組んで917をポルシェ初のルマン総合優勝に導いたヘルマンは、ビッグイベントでの活躍が多いこともあって地元での人気の高さは僕らの想像を超えるものがあった。そのヘルマンが、ルマンでの栄光を手にする1年前に日本のFISCOで屈辱的な出来事に遭遇していた事実については、そのうちまたどこかに書くことにしよう。
それに加えてもう一人、ソリチュードにちょっと意外な人物がやってきていた。それはフォルクスワーゲンから送り込まれた現ポルシェのマティアス・ミューラーCEOで、彼は4気筒の718F2のコクピットに収まり、それを器用に走らせていたのである。聞けば、550スパイダーを駆って今年5月のミッレミリアにも出場したそうで、旧いクルマを走らせるのは問題ないとのこと。どうやらミューラーCEO、旧いクルマの魅力にハマりつつあるらしい。
ポルシェはクルマの方でも、ミュージアムからやってきた550やフォーミュラなどの他に、プライベティアが持ち込んだレーシングスポーツの904や917、それにロードモデルたる356や911のレーシングモデルが数多く参加して、ソリチュードに華を添えていた。
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