往年の名車が集まった! ソリチュードリバイバル
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ポルシェジャパン(PJ)、吉田 匠(TY)
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ポルシェジャパン(PJ)、吉田 匠(TY)
1.3リッター以下の小排気量クラスのワンシーン。本文にも書いたとおり、左端のブルーメタリックが1968年NSU1000TTS、真ん中の赤が1959年FMRメッサーシュミットTG500の、2台の小さなドイツ車、そして右端はイタリアの1971年ジャンニーニ700R。
今日ドイツ車というと、プレミアムブランドのつくるある程度以上の大きさの高級で高性能で高価格なクルマがすぐに思い浮かぶ。しかし実はドイツも日本と同じく第二次大戦の敗戦国だから、1960年代あたりまで人々の暮らしはそう豊かだったわけではなく、クルマもそういった庶民の生活を支える小型車が数多く存在していた。ソリチュードリバイバルにもそういったかつての小さなドイツ車、およびそのレーシングバージョンが大挙してやってきたので、ポルシェ以外のドイツ車のページでそれらを中心に採り上げてみた。
まずはこのページの最初の写真をご覧いただきたい。一番左、フロントスカートの下に一丁前にオイルクーラーを装着したブルーメタリックのレーシングサルーンが、1968年NSU1000TTSだ。後にアウディに併合されてブランド名が消えてしまうNSUの1リッター級リアエンジン小型2ドアサルーンで、リアに横置きされた4気筒エンジンはオールアルミのSOHCというモダンな設計を採り、TTSはその高性能スポーツバージョンだった。
その右を走るNSU とは対照的なスタイルの赤いクルマは、1959年FMRメッサーシュミットTG500。50年代のドイツに数多く出現した超小型車、キャビン付きスクーターの発展型といえるいわゆる“バブルカー”の一形態で、元航空機メーカーの製品らしく前後に座るタンデムシートの2人乗りを採用。標準型のKR175やKR200は後輪が1輪の3輪車だが、高性能版のTG500は4輪で、エンジンは2ストローク2気筒494ccの19.5ps、車重390kgのボディを126km/hまで加速させたという。ちなみに一番右の白いチンクエチェントボディは、イタリアからやってきたアバルト、ではなくジャンニーニ700Rだ。
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