往年の名車が集まった! ソリチュードリバイバル
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ポルシェジャパン(PJ)、吉田 匠(TY)
掲載 更新 carview! 文:吉田 匠/写真:ポルシェジャパン(PJ)、吉田 匠(TY)
コースインしていく1954年ポルシェ550スパイダー。カレラパナメリカーナ出場時のカラーリングを施された極初期の550で、ミドシップに収めた1.5リッター空冷エンジンはまだOHVだった。ドライバーは元ワークスのハンス・ヘルマン。後方は後期型の550A。
自動車発祥の地であり、自動車レース発祥の地でもあるヨーロッパでは近年、かつて開かれていたレースやラリーのリバイバルイベントが盛んにおこなわれている。イタリアのミッレミリアやフランスのルマンクラシック、あるいはヒストリックモンテカルロラリーといったイベントがよく知られているが、旧いモノや歴史あるモノを大事にし、ヒストリックカー、つまり旧いクルマを愛でる人の数が半端でなく多い土地柄のこと、その他にもヨーロッパ中でほとんど週末ごとにそういったイベントが開かれているといっていい。
そんななかのひとつ、7月下旬にドイツで開かれたソリチュードリバイバルというイベントを取材してきたので、その様子を報告しよう。
メルセデスベンツとポルシェの本拠地がある自動車の街、南ドイツのシュトゥットガルト。1903年のこと、郊外の丘の上に建つソリチュード城に向かって、街からモーターサイクルで駆け上がるヒルクライムが開かれたのがこのイベントの始まりだった。1922年になるとそれは城の周囲の公道を閉鎖したレースに発展、やがてそこに2輪だけでなく4輪のレースも加わり、ある時期には再び2輪だけになるなどの紆余曲折を経ながら1965年まで続けられたのがドイツ語でソリチュードレンネン、英語でいえばソリチュードレースなのだった。
そのなかでもたぶん最も華やかだったのが、2輪と4輪の両方が走った1956年から1965年までの最後の10年間で、その時期には地元のスポーツカーメーカー、ポルシェの活躍に、沿道を埋め尽くした観客が大いに湧いたらしい。その時期に地元のヒーローとして人々を熱狂させたのが、今回ポルシェミュージアムから送り込まれた550スパイダーや804F1といった50年代半ばから60年代初頭に掛けてのレーシングポルシェと、それを操ったハンス・ヘルマン、ヘルベルト・リンゲなど、腕っこきのワークスドライバーたちだった。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
[ノートオーラ]がヤバい!! 日産[オーラAUTECHスポーツ]が進化しすぎな件
中古市場で大人気!! 「マーチNISMO S」ファーストインプレッションプレイバック【10年前の再録記事プレイバック】
くるまりこちゃん OnLine 「給油のときに」第134回
seven x seven Racing、富士で充実のGT300初テストを終える「メチャクチャ感触ありますよ」
そうだったん!? [ウーバードライバー]の間でトヨタ[bZ4X]が人気!?
BMW「X1」など47車種 計3万台超リコール 統合ブレーキユニットに不具合
[燃費]か走りどっちを取る!? トヨタ [カローラクロス]とスバル [クロストレック]を比較する!!
ホンダF1の「怖~いハナシ」創成期の不幸な事故と黄金期の黒星にまつわる「奇妙な縁」
えぇぇぇクロスオーバー化!? 日産の[新型リーフ]は2025年秋デビューか!!
発売間近! トヨタ「GRヤリス」の「エアロパッケージ(プロトタイプ)」のパーツ6点の機能を紹介…バンパー脱落防止のボルトも注目です
洒落たフランス車をお手頃に プジョー208(初代) UK中古車ガイド ウェットベルトにご注意
約30脚ものシートがズラリ! チャイルドシートのブランド「リーマン」とのコラボモデルも…BRIDEの新作ラインアップは注目モデルのオンパレードです
【逃げられないの?】増殖中の「ゲートなし・ロック板なし」駐車場は、運営者も利用者もメリットだらけだった
改良版「ソリオ」の顔面にネット震撼。マイルドハイブリッドに高評価も「20~30万円アップはきつい…」の悲鳴
【軟派なSUVとは別次元】「アウトランダー」と「トライトン」が雪上で見せた“三菱四駆の頼もしさ”の正体とは
スランプ気味「N-BOX」と最近好調「スペーシア」。王座防衛戦でキングに“足りない魅力”とは?
【ぼったくり注意】オイル交換頻度の正解は?「5000kmもしくは半年」は店に騙されているのか
【本当はどうなの?】「フロンクス」オーナーのリアルな本音…機能・コスパ◎も、弱点は狭さとパワー不足
夢の技術「スカイアクティブX」終了のニュースは本当? 噂の「スカイアクティブZ」との関係は?
【朗報】ロードスター35周年記念車が想定以上のバカ売れで増産決定。今ならまだ間に合う報せも到着、欲しい人はダッシュ!
5ドア「ノマド」発売で…本当はどれがいいの? 大人気「ジムニー」の選び方と、ノマドの意外な弱点
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!