メルセデス新型Gクラスは見た目と走りの違いに唖然とする新ワイルド4駆
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:菊池 貴之
しかし今回は表向きフェイスリフトとか言ってますけど、その実態はフルモデルチェンジ。これまで引き延ばし引き延ばし、39年間基本骨格を変えてなかったGクラスですが、衝突安全性にせよ空力にせよ排ガス性能にせよ既にギリギリ。今の厳しい法的要求には応えられません。よって今回は骨格からエンジンからディテールまで初の全取っ替えなのです。
とはいえ矛盾するのはGクラスの魅力が古いデザインと古いテイストなこと。いわば39年間、昔の液に継ぎ足し継ぎ足しつないできた伝統の焼き鳥のタレを全取っ替えするようなもので、いかにメルセデスとはいえ戸惑います。昔のファンが離れていくんじゃないか? 味が変わったと言われちゃうんじゃないか?
そこでやったのは見た目を極力変えない戦略と一部のディテール移行。実は今回ただ3点、新型Gクラスは旧型から変えていません。それは「ドアハンドル」とリアの「スペアタイヤカバー」と「ヘッドライトウォッシャーノズル」。ホントはウィンカーやサイドミラーも変えたくなかったはずですが、そこは涙を呑みなんとか3つを残したのです。
それからビックリするのが外観デザイン。全長×全幅×全高を見ればわかるように新型は4817×1931×1969mmと53mm長く、64mm広く、15mm高くなっています。ホイールベースも2890mmと40mmも巨大化(※G550、欧州参考値での比較)。しかし一般的にサイズがデカくなるとデザインも丸くモダンになりがちですが、驚くほど真四角さをキープ! よく見るとウィンドウは平面に見えますが湾曲しており、ボディ各部の角も取れてます。しかしパッと見、ライトが一層のLED化でキラキラしているところ以外さしたる変更は感じないのです。
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