【これで日産は復活する】SUV版ノート、オフロードギア風セレナ、3番目の小型トールワゴン…売れそうなクルマを考えてみた

日産 キックス（北米仕様）、日産 ノート クロスオーバー

良くできているのノートをちゃんとSUV化

リスペクト＆オマージュ作戦としてまず有効なのは、既存車種である「ノート」のプラットフォームを流用して作る、「ヤリス クロス」的な都市型コンパクトSUVであろう。

「ノート」および「ノート オーラ」のプラットフォームならびにインテリアデザインは非常に秀逸だ。しかし、「今、世の中で売れているのはSUVばかり」という状況が、ノートをやや不利な立場に置いている。

いや、ノートも十分に売れてはいるのだが、本来であればさらに売れてしかるべきポテンシャルを秘めているのが、現行型ノートという車である。

であるならば、トヨタ「ヤリス」に「ヤリス クロス」があって、それがバカ売れしているという事実を踏まえ、「日産 ノート クロス」を投入するしかない。

もちろんそれは、オーテックの「ノート クロスオーバー」のような“付け焼き刃”ではなく、内外装および足回りなどを専用設計した、本格的なクロスオーバーモデルでなければならない。

で、その際のボディサイズは、かつてトヨタ「ウィッシュ」がホンダ「ストリーム」に仕掛けたのと同様に、「ヤリス クロスとほぼ同じ」に設定すればいいだろう。

そのうえで、内外装デザインとカタログ燃費性能に超絶こだわった「本当のノート クロス」をリリースすれば、「よくわからないけど、とりあえず燃費が良くて、大きくはないSUVが欲しい」という一般的なユーザー層に、確実に刺さるはずだ。

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