メルセデス新生Bクラス「これは売れる」予感

高い質感のインテリア

エクステリアでは最近ようやく新世代モデルとしての統一感が揃ってきた感があるメルセデス・ベンツだが、このBクラスも流れをしっかりと組んでいる。特にヘッドランプを含む顔つきは、SLなどとも共通性を感じさせるもので、今後のメルセデス・ベンツにおけるひとつのデザイン・キューになっていくだろう。またサイドのキャラクターラインが2つあり、下のラインが跳ね上がる手法はAクラスでも採用される。そしてハッチバックながらCd値が0.26というのだから驚き。当然クラス最高水準だ。

一方、インテリアは先代からすると非常に高い質感を備えるに至った。特にダッシュボード回りは上級車種も驚きの質感で、エアベントの金属調塗装もレベルの高いものが採用されている。またナビ画面がまるで別体のガジェットのようにセパレートされてダッシュボードにインクルードされるなど、トレンドを意識したデザインが憎い。ステアリング、シートもCクラスと変わらぬレベルのクオリティを見せており、この辺りはクラスを超越した“メルセデス・ベンツ”を主張する部分といえるだろう。