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3社共通の背高&後席スライドドア車トール・タンク・ルーミーの完成度

デザインはタントのコンパクトカー版

多くのバリエーションの中から2モデルに試乗した。まずは「トール G“SAII”」。グレード名の「SAII」とは衝突回避支援システムのスマートアシストIIのこと。衝突軽減ブレーキや誤発進抑制制御、車線逸脱警報などが備わる。先般ダイハツはステレオカメラを用いたスマートアシストIII(スリー)を発表し、軽自動車のタントに設定したが、トールたちには単眼カメラとレーザーを用いたひとつ前の世代のスマートアシストIIが採用された。IIIはIIに対して性能が向上しているため、いずれはトールなどもIIIに切り替わるだろう。それを待って……という人もいるだろうが、IIとIIIでは使う装置が異なり、内外装の形状変更を伴うので、切り替えはすぐではなく1、2年後のマイチェンのタイミングではないだろうか。あくまで予想だが。

トール G“SAII”をだだっ広い駐車場に置いて眺める。ボディカラーはバケツのような青のファインブルーマイカメタリック。コミュニケーションカラー(カタログなどで使われる色)だけあって似合っている。スタイリングはとにかく四角い。できるだけ全長、全幅、全高を抑えて最大限室内を広くしようとすると、これしかないというカタチだ。タントの登録車版という感じでもある。

工夫といえば、ピラーをすべてブラックとするフローティングルーフという手法を用いている。これはキャビンの長さを強調しているのだとか。短い全長に対し全高が高く、ずんぐりむっくりに見え、おまけに色がこれだとドラえもんみたいだが、そうしたデフォルメ感を少しでも解消しようということだろう。

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