1t超もその魅力は輝きを増すーー新型ロードスターは“小さな”変化で走りを“大きく”進化させた
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:市 健治 27
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:市 健治 27
ちなみにエンジンは、今回1.5L直列4気筒がオクタン価の高い国内ハイオクガソリン用にマッピングを改め、その出力も3kW(約4PS)向上した。とはいえ重量増加もあるから、その速さに変化は感じなかった。
プラシーボ的に言えば、これまで盛り上がり感のなかったエンジンフィールに、少しパンチが出た気がする。むしろハンドリングの過敏さが取れたおかげでアクセルが踏めるようになり、さらにその良さを体感できるようになったという感じだろうか。
参考ついでに言うと、軽さを追求したグレードである「990S」が今回ラインナップされないのは、この重量増加で1t切りが難しくなったからだ。一番軽い「S」でも、その車重は1010kgである。
ともあれこうしたアップデートを経て、ロードスターの走りは大幅に良くなった。そしてワインディングロードで一番良いと感じたのは、レカロシートとスポーティな足周りを装備する「RS」だった。
しかしブレンボのローター&キャリパーにRAYS製鍛造アルミホイールを組み合わせたオプション込みだと約400万円という価格を見て、ちょっと引いた。もちろんこの3つで税込み33万円はバーゲンプライスだが、ロードスターの車格を考えると、そもそものイニシャルコストが高過ぎる。
そう考えると一番バランスが良いのは308万7700円の「S Special Package(6MT)」で、実際最も売れているのだという。
そしてダイナミクス性能をきっちり引き出して走りたいなら、コストパフォーマンス的には306万4600円の「NR-A(6MT)」が、やはり最良の選択だと思えた。
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