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トゥインゴの高性能版、GTに試乗してみた

ハイチューンエンジンとスポーツサスを装備

「トゥインゴGT」とはいかなるクルマか。まずエンジンは日本仕様主力モデルのものと基本は同じ排気量0.9L、正確には897ccの3気筒ターボで、パワーは標準モデルより19ps、トルクは35Nm引き上げられて、109ps/5750rpmと170Nm/2000rpmを発生する。

トランスミッションは標準モデルにも採用されている6段デュアルクラッチ2ペダルのEDCの他に、3ペダルの5段MTも用意されている。車重は前者が1040kg、後者が1010kgで、0-100km/h加速は10.45秒および9.65秒と、ポルシェのPDKなんかと違って、MTの方が速い。

一方、シャシーにはルノースポール=RSの手が入っている。フロントがストラット、リアがド・ディオンアクスルのサスペンションは、スプリングとダンパーを40%ほど固め、スタビライザーも大径化、ステアリングもバリアブルレシオとされている。さらにESPも介入のレベルを下げて、ドライバーによる操縦の自由度を高めているという。

その上でホイールを17インチに大径化し、フロントに185/45R17、リアに205/40R17のヨコハマを履く。コンパクトなボディからはみ出さんばかりに装着された17インチの45/40扁平タイヤは、その存在感がかなり目につく。

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