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アウディA1、ドイツ試乗 想像以上にプレミアム

ポロとは全く異なるエンジンラインナップ

アウディA1はそのメカニズムをVWポロと多く共有する…と言いたいが、今どきのアウディとVWの関係はそれほど単純でもない。

確かに基本を同じにするものの、チューニングが異なるのはもちろん、ラインナップに対する考え方も違うためひと口に同じと言い難い。事実今回のエンジンラインナップを見てもポロとは仕様が全く異なる。

ガソリンは1.2/1.4リッターのTFSIで、他にディーゼルの1.6TDIを用意。排気量だけで見ればポロと同じように思えるが、実は1.2TFSIは直噴ターボでも低出力タイプで、ポロ1.2TSIの105ps版と違い86ps版となる上に、5速MTと組み合わされる。そして1.4TFSIはポロでは180psのツインチャージャー版のみが存在するが、A1では1.4リッター直噴ターボ、つまりシングルチャージャーの122ps版となり、組み合わされるトランスミッションは6速MT/7速Sトロニックとなる。ここにA1というクルマのキャラクターがハッキリと表現され、ポロとの違いを見出すことができるわけだ。

VWポロはトップスポーツモデルのGTIを除くと、1.2TSI搭載車が通常モデルの最上級となる。これに対しアウディA1は1.4TFSI搭載車が通常モデルの最上級となるわけで、ここからもA1がプレミアム路線だとハッキリと判る。しかし一方で1.2TFSIがポロの1.2TSIよりも低出力版である理由は、A1において販売台数の主力になるだろう1.2TFSI(とディーゼル)で燃費値とCO2排出量をなるべく引き下げておきたいという狙いがあることは明らかだ。

もっともA1の1.2TFSIは5速MTとの組み合わせかつ車両重量の関係からかCO2排出量は118g/kmと日本のポロ1.2TSI(7速DSG)の116g/kmよりわずかに多く、燃費値も19.6km/Lとなる。そして1.4TFSIは7速Sトロニックが効いてCO2排出量119g/km、燃費値は19.2km/Lとなる。ちなみに1.6TDIはCO2排出量99g/km、燃費値が26.3km/Lだ。

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