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【マツダ地獄】は過去の話? 最新モデルの残価率は驚異の60%超え。それでも手放しで喜べないワケとは

【マツダ地獄】は過去の話? 最新モデルの残価率は驚異の60%超え。それでも手放しで喜べないワケとは

マツダ アテンザ(初代)

マツダ車はなぜリセール価格が低かった?

クルマを乗り換えるうえで、リセールバリューは無視できない要素のひとつです。

リセールバリューとは、新車購入後におけるクルマの価値を示す指標のことです。人気のある車種や状態のよいクルマは、中古車市場において需要が高いため買取価格も高くなります。

言い換えれば、リセールバリューが低いクルマは、それだけ人気が乏しいクルマだということです。

かつてのマツダは、ロータリーエンジンや「ロードスター」といった独自の魅力を持つ一方で、一般的な乗用車はやや魅力に乏しい面もありました。フォード傘下に入ったことで保守的なクルマづくりが求められていたことや、故障が多いイメージが影響していたのかもしれません。

「子供の時に感じた動くことへの感動」を表現した「Zoom-Zoom」のキャッチコピーで「心ときめくドライビング体験の提供」というコンセプトを掲げてはいたものの、そのメッセージが一般ユーザーに浸透しにくいという問題もあったと思われます。

マツダはかつて、ミニバンなどの実用的なモデルも数多く展開していましたが、これらの車種は販売面で苦戦し値引きをしなければ売れない状況に陥っていました。その結果、値引きによる安い新車価格が中古車市場にも影響を与え、リセールバリューのさらなる低下を招く負のスパイラルが発生していたのです。

2008年のリーマンショック後、フォードが資本を引き上げたことがマツダにとっての転機となりました。資本関係から独立したことで、マツダは再び自社のアイデンティティを確立しはじめます。

その象徴となったのが、「スカイアクティブテクノロジー」と「魂動デザイン」です。これによりマツダは独自のブランド価値を再構築し、安易な値引きに頼らない販売戦略へとシフトすることができました。

(次のページに続く)

>>【独自の魅力】マツダのモデルを写真でチェックする

◎あわせて読みたい:
>>マツダの新型ロータリースポーツの名は「RX-9」が有力。「アイコニックSP」ベースで26年秋公開の可能性

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