マツダ3、スカイアクティブXの価値は数値的なものより唯一無二のフィーリング
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:菊池 貴之 369
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:菊池 貴之 369
自分の語彙の足りなさを実感してしまうが、なんとも不思議な感触のパワートレインである。最初に書いた通り、パワーもトルクも驚くほどではないのだが、レスポンスが良いというか、意のままになる感覚が他にあまり経験したことがないほど強い。踏んでも、離しても、アクセル操作に対して常にジャストの反応が返ってくる。この感覚を言葉にするならば………やはり「人馬一体」を置いて他にはないだろう。
マツダはまさにその言葉を旗印にクルマづくりを進めてきて、特にシャシーに関しては、このマツダ3で、そういう領域に到達したと感じている。それに対してガソリンもディーゼルも、既存のエンジンはやや物足りないというか、フットワークの進化に追いついていないと評価していたのが、このスカイアクティブXとの組み合わせは、まさに欠けていた最後のピースがハマッたかのように感じられた。パワーもトルクも有り余るわけでも足りないわけでもない。レスポンスもまさに自然。右足ひとつで速度だったり姿勢の制御だったりを意のままにできる。
スペックは驚くほどのものではないと書いたが、スカイアクティブXの一番の価値は、そうした数値的なものではなく、このフィーリングにこそある。もちろん、もっとリーズナブルであるに越したことはないのだが、この他の何にも代え難い走りの価値はプライスレス。自分でマツダ3に乗るなら迷わず選ぶだろうし、数値的なコストバリューではなく、そういう価値を認めるユーザーが増えてくれたらとも、思わずには居られないのである。
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