【ほぼ確定】日産「Zニスモ」に待望の6MT導入か。北米マーケットでの追加は2026年以降、日本導入の可能性は？

日産 フェアレディZ NISMO「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

日産がファン志向に舵？　「Zニスモ」にMT導入の背景とは

マニュアルトランスミッションの導入は、Zニスモにとって単なる装備追加以上の意味を持ちます。Zシリーズの魅力である「操る楽しさ」を重視するユーザーにとって、MTの有無はクルマ選びの大きなポイントです。

特に、シボレー「コルベット」やBMW「M4」などの競合と比べると、Zニスモは純粋な速さや洗練された操作性では後塵を拝している面もあります。その分、ドライバーとの一体感を重視した「楽しさ」で勝負するというキャラクターは、Zならではの個性といえるでしょう。

今回の発表は、日産がZニスモに対する開発方針を見直し、よりファン志向のモデルへと舵を切ったことを示しているとも受け取れます。

Auto Newsのポッドキャストに出演した北米日産のクリスチャン・ムニエ会長も、「ニスモにマニュアルトランスミッションを搭載する予定です」と明言しており、MT派のユーザーにとっては朗報といえるでしょう。

日本市場への導入については、現時点で正式発表はないものの、有力視されており、タイミングは米国と同様に2026年から2027年頃と見られています。

今後の続報にも注目が集まりそうです。

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（写真：APOLLO NEWS SERVICE、日産）