【ほぼ確定】日産「Zニスモ」に待望の6MT導入か。北米マーケットでの追加は2026年以降、日本導入の可能性は？

日産 フェアレディZ NISMO「画像：APOLLO NEWS SERVICE」

標準モデル「Z」の6速MTと共通の構造になる？

北米日産のムニエ会長が、「Zニスモ」に6速マニュアルトランスミッション（MT）を設定する方針を正式に明らかにしました。これまで設定が見送られていたマニュアル仕様が、ようやく導入される見通しです。

現行のZニスモは、最高出力420ps、最大トルク520Nmを発揮する3.0リッターV6ツインターボエンジンを搭載していますが、トランスミッションは9速ATのみという仕様でした。走りの楽しさを求めるファンの間では、MTが用意されない点が課題とされてきました。

今回新たに追加されるマニュアルトランスミッションは、標準モデル「Z」に搭載されている6速MTと同型になる可能性が高いと見られています。ギア比などの細部に違いが出る可能性はあるものの、基本的な構造は共通となる見込みです。

米国での発売時期については、2026年という予測もある一方で、現実的には2027年頃になるとの見方が強まっています。

Zニスモは、標準モデルと同じエンジンをベースにしつつ、出力を15ps、トルクを45Nm引き上げた専用チューニングが施されています。さらに、シフトレスポンスを高めた9ATや専用シャシー＆大径ブレーキ、前後フロアの剛性強化、アグレッシブなボディワークなど、パフォーマンスとデザインの両面で差別化が図られています。

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