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500kg重く加速はやや不利に? BMWの超高性能セダン、新型「M5」が色々物議を醸し出す

先代より大型化したマッチョなボディは全長5m超え

BMWが6月26日に7世代目となる新型「M5」を発表しました。新型M5は2023年夏にフルモデルチェンジを果たした8世代目の「5シリーズ」がベースとなります。

エクステリアは新型5シリーズでも好評だったパキッとエッジの効いた面構成や自発光する大型のキドニーグリルを筆頭に、全体にマッチョでクリーンでワイド感が増した印象があります。

>>新型M5と現行型M5をギャラリーで比べる

そのボディサイズは現行M5比で10cm以上長く、7cm近く幅広くなり、ついに全長5mを超えました。日本のワインディングで楽しむにはやや気になるサイズかもしれません。

<ボディサイズ>
M5(新型)|全長5096×全幅1970×全高1510mm、ホイールベース3006mm
M5(現行型)|全長4983×全幅1903×全高1473mm、ホイールベース2982mm
※以下すべて欧州参考値で比較

リアは現行型から受け継いだ4本出しマフラーが健在で、水平ライン状のテールランプやセンターで分割されたディフューザーが斬新。また、標準仕様のパノラマガラスサンルーフは、Mカーボンエクステリアパッケージを選ぶとルーフやミラーがカーボンになります。

インテリアではウェルカムアニメーション機能をもつライン状のアンビエントイルミがダッシュパネルからドアまでをつないで近未来的なムードを醸します。フルデジタルメーターとセンターディスプレイを一体化したカーブドディスプレイもお約束の装備といったところでしょうか。

|BMW M5(現行モデル)|
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(次にページで目玉のPHEV化の“功罪”を解説)

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