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500kg重く加速はやや不利に? BMWの超高性能セダン、新型「M5」が色々物議を醸し出す

PHEV化で540kgの重量増は受け入れられるか?

最大の特徴はパワーソースの進化で、現行型M5が積む4.4L V8ツインターボから、4.4L V8シングルターボのプラグインハイブリッドとなりました。

その結果0-100km/h加速は3.5秒で…あれ? というわけで公式リリースの数値を見る限り、ピュアエンジンモデルの現行型M5に0.1秒の遅れを取る結果となっています。

<0-100km/h加速 ※速い順>
M5コンペティション(現行型)|3.3秒
M5(現行型)|3.4秒
M5(新型)|3.5秒

ユーザーのみなさんもお気づきになられたように“目玉のPHEV化”による大容量バッテリー(22.1kWh)や駆動モーターを搭載した“重量増”が最大の原因の模様。その差なんと540kg(!)と昭和のベーシック軽自動車をまるまる飲み込みそうな差があります。

<車両重量(DIN)>
M5(新型)|2435kg
M5(現行型)|1895kg

>>新型M5と現行型M5をギャラリーで比べる

もちろんパワーは新型が上回り、電動パワーならではのリニアなトルクや低重心ボディなど圧倒的な進化も感じられるハズ。

<最高出力>
M5(新型)|727hp(システム出力)
M5(現行型)|625hp

<最大トルク>
M5(新型)|1000Nm(システムトルク)
M5(現行型)|750Nm

バッテリー残量次第とはいえ新型は出力で102hp、トルクで250Nm現行型を上回り、最大トルクは1000Nmの大台に。EV航続距離も67~69kmと日々のちょっとした移動であればBEVとして使用可能です。

ちなみに0-200km/h加速になるとモーターが加勢する新型がノーマルM5を上回りますが、現行型M5コンペティションはさらに速い模様。

<0-200km/h加速 ※速い順>
M5コンペティション(現行型)|10.8秒
M5(新型)|10.9秒
M5(現行型)|11.1秒

この重量増と巨大トルクに対応するためか、新型M5のタイヤサイズは現行型M5コンペティションも上回り、リアは21インチを履きます。

<タイヤサイズ ※大きい順>
M5(新型)|前285/40ZR20、後295/35ZR21
M5コンペティション(現行型)|前275/35ZR20、後285/35ZR20
M5(現行型)|前275/40ZR19、後285/40ZR19

・・・というわけで、ハイテックなインテリアや電動化されたパワートレーンの滑らかな走りは多くの検討ユーザーが納得しそうなポイントですが、PHEV化には諸刃の剣的な側面もありMファンの意見が分かれそうな気もします。もしかして2年後ぐらいにシレッとピュアエンジン版が出たりすれば、意外な人気になるかもしれません。

新型M5の価格は14万4000ユーロ(2448万円)~。果たして日本のファンはどう反応するのか、国内価格も含め、引き続き注目したいと思います!

|BMW M5(現行モデル)|
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(終わり)

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