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【なぜ“FJ”と名乗るのか?】ランクル4兄弟の末っ子だけが数字ではない理由。トヨタ「ランドクルーザーFJ」の名称に隠された70年の歴史を紐解く

“F”はエンジン形式、“J”は「ジープ」から来ていた

ランドクルーザーは、元々ランドクルーザーではありませんでした。

戦後の1950年代、警察予備隊(現在の自衛隊)に納入する四輪駆動車の入札がありました。これに挑戦したのはトヨタ、三菱、日産です。

 結果は、三菱が「ウィリス・ジープ」をノックダウン生産する三菱「ジープ」に決まったわけですが、そのためにトヨタが開発したのがランクルの始祖となるトヨタ「ジープBJ型」でした。

「え、トヨタがジープを名乗っていいの?」と思う方も多いでしょう。そうです、ダメだったのです。

その後、ジープはウィリス社に商標があることから使えないこととなり、ランドクルーザーという輝かしい名前が誕生することになったのです。むしろ良かった気もします。

僕が子供の頃(50年くらい前)でも、四駆のクルマは特殊車両で、一般の人が買う対象ではなく、どちらかといえば雪上車とか、消防車のような特殊車両のイメージで、ジャンルとしてジープと呼んでいました。「写ルンです」や「ホッチキス」みたいに商品名が一般名詞で使われた例のひとつでしょう。

それはともかく、その初代の型式は「BJ」でした。

トヨタは歴史的に、型式の最初がエンジン型式、後ろが車種名となっています。「AE86」 といえば、A型エンジンを積んだ E車(=「カローラ」系)といった具合です。

BJはB型エンジンを積んだJ車だったのです。JはおそらくジープのJだったのではないでしょうか。

さて、そのBJにハイパワーエンジンのF型エンジンを搭載するモデルが登場します。それこそが「FJ」の始まりなわけです。

(次のページに続く)

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