【デビュー10年目の底力】マツダ「CX-3」最新モデルにあらためて試乗。“小さな高級車”としての完成度はいまも健在なのか?
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 28
掲載 carview! 文:小林 和久(株式会社ヘンシュウシャ) 28
内装テーマは“スポーツウェアの質感”。
インパネ/ドアトリムは青みのあるグレーのドット柄、空調ルーバーやステッチにはカッパー色を差し色に。シートはスエード調「レガーヌ」×人工皮革のコンビで、手触りも見た目も上質です。
差し色は遊び心があり好印象。欲を言えば、マツダコネクトのコマンダーやドアハンドルなどにももう一段アクセントが欲しかったところ。
前席の使い勝手は良好。途中採用の電動パーキングブレーキでアダプティブクルーズコントロール(ACC)の停止保持が可能になり、センターコンソールの見た目もすっきり。小さな高級車としての佇まいに効いています。
後席は“広大”とは言えないものの、大きな不満は出ないレベル。過去に北海道から東京のロングドライブで主に後席を使った際、座面長はもう一声欲しいと感じたものの、耐えがたい窮屈さではありませんでした。
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