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【デビュー10年目の底力】マツダ「CX-3」最新モデルにあらためて試乗。“小さな高級車”としての完成度はいまも健在なのか?

【デビュー10年目の底力】マツダ「CX-3」最新モデルにあらためて試乗。“小さな高級車”としての完成度はいまも健在なのか?

CX-3 ビビッドモノトーン(写真:小林 和久)

1.8Lディーゼルの“余裕の走り”。本音は「MTが恋しい」

エンジンは1.8L 直4ディーゼルターボ。1130ps(95kW)/4000rpm、270Nm(27.5kgm)/1600–2600rpmを発生。

車重1370kgに対して十分な余力があり、中低速トルクで日常域が気持ちいいパワー特性です。

6ATは概ね素直ですが、強めのキックダウン後のつながりで“もう一段の洗練”を求めたくなる瞬間がごく稀にありました。パドルシフトの追い打ちで意図は合わせやすいです。

個人的にマツダ車で気になるのはボンネットフードの重さ。このクラスでアルミ化はコスト的に難しいにせよ、ここが軽くなると“人馬一体”の感覚はさらに研ぎ澄まされるはず。

とはいえ、ホイールベースはマツダ2と同じ2570mmながら、前後トレッドを+30/+40mmワイド化しており、キビキビ感は十分。

…となるとやっぱりMTで乗りたい。復活を期待したいところです。

燃費は今回744km走行で、満タン法18.6km/L、メーター表示18.4km/L。軽油の単価を加味すれば、レギュラーガソリン換算で実質21km/L相当の印象です。

試乗車の本体価格は343万4200円。小さな高級車として妥当なレンジで、これがCX-3の価格上限。ラインアップはガソリン「15Sツーリング」227万9200円〜と幅があり、好みのエンジン/装備/スタイルキットで選べます。

ネットではモデルチェンジや生産終了の噂も見かけますが、個人的にはこのデザインのまま進化してほしい。安全・環境要件への対応は十分可能に思えます。

“新しい・大きい=商品性アップ”は一理ありますが、“昔のクルマの良さ”という声も常にある。CX-3は作り続けることでその声に応える好例になれる一台です。

愚直なモノづくりの象徴としてCX-3のデザインには、魅力を放ち続ける力が備わっています。

(終わり)

(写真:小林 和久)

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