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ボディタイプ別の売れ筋、各部門で激戦必至

全部門トップが前月と変わらず、全体で3カ月連続2ケタ増を達成

■11月のボディタイプ別売れ筋モデルをチェック

 今回は11月の日本メーカー製乗用車の国内販売データから、ハッチバック、セダン、ステーションワゴン、ミニバン・1BOX、クロカン・SUV、クーペ・オープン、軽乗用車という7つのボディタイプ別に売れ筋モデルをチェックしていこう(販売台数は日本自動車販売協会連合会と全国軽自動車協会連合会の発表値をベースに、トヨタ カローラのように同じ車名でもボディタイプが複数あるクルマはメーカー調べのデータで集計)。

 日本メーカー製乗用車(軽自動車、海外生産の輸入車含む)全体の販売台数は35万4585台(概数含む)で、前年同月比は116.4%と3カ月連続で2ケタ増となった。特に、「トヨタ クラウン」&「カローラ」、「ホンダ アコード」、「マツダ アクセラ」と次々にハイブリッド車(HV)が投入されたセダン部門は11カ月連続で前年を上回り、11月単月では2万7962台、前年同月比51.3%増、1~11月累計でも前年同期比29.2%増と絶好調だ。

 他のボディタイプごとの合計でも、軽乗用車部門とクロカン・SUV部門が5カ月連続のプラスで、1~11月累計でも6.4%増、3.8%増と昨年を上回る勢いのほか、ミニバン・1BOX部門、ステーションワゴン部門が前年同月比21.2%増、14.3%増と3カ月連続プラス、ハッチバック部門も同3.4%増ながら、2カ月連続で前年を上回り、ニューモデルの投入がなかったクーペ・オープン部門を除き、完全な復調モードとなった。

 なかでも軽乗用車は、1~11月累計で155万4136台となり、乗用車全体に占めるシェアが39.2%とほぼ4割に達したが、「ホンダ N-WGN」、「スズキ ハスラー」に続き、14年早々に「日産 デイズルークス/三菱 eKスペース」がデビュー予定。また5ナンバー級ミニバンも年間No.1が確定した「日産 セレナ」のビッグマイナーチェンジに続き、年明けすぐに新型「トヨタ ノア/ヴォクシー」がHVとともに登場するだけに注目を集めそうだ。それでは11月の各ボディタイプ別売れ筋ベスト5を紹介していこう。

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