バッテリー刷新で激変。三菱「アウトランダー」はダントツの“高コスパPHEV”…ただし補助金には注意点も
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 34
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新型の登場で前期型アウトランダーの中古車相場はどのように変化するのでしょうか。
執筆時点での前期型アウトランダーの中古車相場は、走行距離5万km前後の個体が300万円以上、2万km程度の個体は400万円以上と高値を維持しています。
新型への乗り換えによって、早期に手放された状態のよい前期型アウトランダーが中古車市場に流れるかといえば、そう単純ではありません。その理由は「CEV補助金」の存在です。
CEV補助金を受けて購入した自家用車は、4年間にわたってクルマを売却できない制約があり、売却する場合は保有年数に応じた補助金の返還が求められます。新たに購入する場合も注意が必要です。
ある関係者は「補助金を返還してでも新型に乗り換えたユーザーも一定数いる」と話しますが、新型アウトランダーの発売から3ヵ月が経過した現時点でも、中古市場には手頃な価格の前期型アウトランダーはほとんど出回っていません。
ただし、前期型アウトランダーの発売から4年が経過した2025年12月以降は、CEV補助金の制約を受けずに売却された前期型アウトランダーの中古車が徐々に市場へと出回りはじめると予想されます。
2025年内は前期型の良質な中古車よりも、2025年度のCEV補助金を活用し新型を新車で購入する方が得策といえるでしょう。
新型アウトランダーの新車納期は現在2~3ヵ月程度とされています。計画を大幅に上回る受注が入っているものの、現在のところ納期遅れ等は発生していないようです。
(終わり)
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(写真:三菱、トヨタ、レクサス、マツダ)
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