ミニ改良モデルに7速DCTを採用。乗り心地と動的レスポンスの向上に感心
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:BMWジャパン
掲載 更新 carview! 文:山田 弘樹/写真:BMWジャパン
そしてここからが本題となるが、機能面では先だって発表されたミニ「ONE」の後を追い、全てのガソリンモデルに7速DCTが採用された。これはミニにさらなる動的レスポンスを与えると同時に、年々厳しさを増す環境性能への対応と言えるだろう。
ちなみに全てのエンジンにも改良の手が加えられ、燃費性能が向上した。たとえば今回試乗したクーパーS コンバーチブルの場合だと、欧州複合モードで6.3L/100km(約15.9L/km)と、6MTの6.4L/100kmに対して僅かだがその数値も良くなっている。日本独自の基準であるJC08モードだとその数値は下がってしまうらしいのだが、より現実味のある欧州複合モードで相手がMTとなれば、僅かに0.1L/100kmの節約もかなりの進歩だと言えそうだ。
乗ってまず感心したのは、トランスミッションの鋭いレスポンスというよりも、洗練された身のこなしだった。ミニといえば“ゴーカートフィーリング”と呼ばれるハンドリングが代名詞だが、これが一気に大人びたように感じられたのだ。マイナーチェンジの内容に関して足回りの変更は特に明記されていない。しかし新型ミニはこれまでのようなタイヤへ面圧を積極的に掛けて瞬発的なグリップを引き出すそぶりがなく、ハンドルを切れば素直にフロントサスが沈み込んで、ノーズが素直にコーナーのイン側へと入って行く。
その様はBMW5シリーズや7シリーズ、そして同時平行で試乗したi8ロードスターにも通じる最新のBMWトレンド。とても透明感のあるコーナリングだったのである。試乗車がランフラットタイヤを装着していないせいもあるのかもしれない。またコンバーチブルのボディ剛性を考えて、初期ダンピングがソフトになっていたとも言える。何にせよ「ミニってこんなに素直だったっけ!?」と驚くようなステア特性が与えられており、その乗り心地はフロント2座に限ってだが、素晴らしく良かった。
ログインしてコメントを書く
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
ダイハツ「斬新オシャレ軽トラ」がスゴい! “丸目”レトロデザイン×屋根なし仕様!? めちゃカワイイ「バスケット」とは
自動車レースはゴルフのように男女別にすべきか。“変革期”の今だからこそ聞く、女性モータースポーツ界の目的地
圏央道に「インターもう1つ!」千葉県&成田空港が要望 “アクアライン直結”目指す新IC構想とは
マツダが“赤い”新型「和製スポーツカー」実車展示! “市販化”進むロータリーマシン! RX500&RX-EVOLVとの関係は? 白もある「アイコニックSP」とは
ホンダが「アウトドアにちょうどいい」小型ミニバン初公開! アクティブなルックスの「フリードクロスター」は“SUVのようなゴツさ”が魅力的
初めてバイクを買う人必見!新車と中古車のメリット・デメリット
【ホンダ フリード 新型】「フリードらしいデザイン」とは? 新型で実現したデザイナーたちの挑戦
835馬力、新型V12気筒エンジンを発表! アストンマーティンはV12を捨てずに継続して開発することを決定しました
「DGR東京イーストライド」が5月19日に迫っている!クラシック&ヴィンテージスタイルで走り、前立腺がん研究などに貢献!
青島文化教材社からヤマハVmax(1985~)、1/12スケール完成品モデル3色が8月より発売予定
暗い車内でもよく見える! LEDライト付きベビーミラー「K-MIRA09」
この椅子めっちゃラク! あぐらがかけるキングサイズのアウトドアチェア【車に積みたいアウトドアアイテム】
どちらがお好み? コンパクトミニバン対決!「新型フリードvsシエンタ」注目ポイントはココだ
オラオラ系エアーに車中泊クロスター。ホンダアクセスの新型フリード用パーツがなかなかイケてる
【えっ、もう受注開始?】新型「フリード」今日から予約可! 6月の発売待ちは悪手。販売店ナマ情報
レクサスLM“3列6人乗り”ついに発売! 4人乗りと何が変わった? 1500万円でライバルは高級SUV
新型「フリード」は2連ラインLEDの未来顔! 「エアー」登場でまさかのステップワゴン方式に
【まさに次期マツダ6?】マツダが中国で発表した流麗な新型セダンの日本導入が“絶対にない”理由
新型「フリード」5月登場! 「シエンタ」も改良で大激戦。デザイン派かコスパ派かでお勧めが違う
【年内納車も!】CX-80日本モデルは6月発表、8月予約開始。発売が遅れた“嬉しい理由”とは?
ゴルフにMINIにメルセデスに…初めての輸入車で絶対に失敗しない“王道” 5台とその理由