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N-WGN「新しいベーシック」へ向け道を切り開く

ライバルに負けない走りと安全装備

大人3人とカメラを積んで試乗してみると、NAはとても軽快で、キビキビとした中にもしっかりと剛性のある乗り味。これは十分に快適だと思いつつふと見ると、燃費優先の制御をするECONモードが付いていた。オフにしてみると、さらに余裕の加速フィールで、市街地のストップ&ゴーもストレスなく扱いやすい。58ps/65Nmは、ハイトワゴンクラスでトップのパワーだ。

ターボになると64ps/104Nmで、低回転からグイグイとトルクが引き出されるので、坂道や追い越し加速も爽快感さえ覚えるほど。しかも燃費は最高で29.2km/Lをマークしている。これは、既存のNシリーズのエンジンからさらに専用部品を多数新開発したほか、ボディの軽量化でN-ONEより軽くなっていること、空気抵抗にこだわったことなど、努力の賜物。4人乗ると非力になったり、しっかり走ると燃費が悪かったり、といった矛盾もN-WGNなら大丈夫そうだ。

そして安全装備の面でも、N-WGNは頑張っている。雨・雪の日の横滑りに備えるVSAや、坂道発進でずり落ちないヒルスタートアシスト、急ブレーキ時に後続車に教えるエマージェンシーストップシグナル、衝突時の胸への衝撃を減らすシートベルトなど、これまでなかなか軽自動車にはなかったものが、全車標準となった。また、衝突安全テストのJNCAPにおいて、最高ランクの5ツ星を獲得したのもトピック。そして、シティブレーキなど事故回避支援システムや、サイドカーテンエアバッグなどを揃えたパッケージが、ベースグレードのみオプションで、あとは標準装備という充実ぶり。軽自動車に多い、安全装備の"あるある詐欺"とは無縁だ。

こうして見てくると、「日本の新しいベーシックをつくる」ことを目指したN-WGNには、その手があったかと感心するアイデアが山盛りにある。跡がついている道をなぞるのではなく、険しくても自分たちで道を切り開いたN-WGNは、競合ライバルたちと並ぶにふさわしい1台になっているはずだ。

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