【ガソリン300円時代、到来か】高市政権の積極財政が招く「円安と燃料高」では“中古BEV”が人気化する未来もありえる理由
掲載 carview! 文:山本 晋也 109
掲載 carview! 文:山本 晋也 109
10月21日、日本の政治史に新たな1ページが刻まれました。高市早苗が女性として初めて内閣総理大臣に就任したのです。
発足直後の高市政権はまだ具体的な成果を上げていませんが、ガソリンの暫定税率廃止など、家計の負担軽減に直結する政策が注目されています。ガソリン税の本則は1Lあたり28.7円ですが、そこに“暫定”の名目で25.1円が上乗せされたまま半世紀以上続いています(2008年に一時的に廃止された時期あり)。
この暫定分は地方税収にも含まれるため、自治体の反発は必至ですが、国民にとってはガソリン代の軽減は歓迎すべき動きでしょう。軽油への課税見直しが進めば、物流コストの低下から物価全般にも好影響が期待できます。
ただし、高市政権が掲げる「積極財政」は、実はガソリン価格を上昇させるリスクも抱えています。なぜなら、財政出動による国債発行の増加は円安圧力を強め、結果として輸入品、すなわち原油価格も押し上げる可能性があるからです。
(次のページに続く)
#暫定税率廃止 #値下げ #ガソリン価格 #BEV #高市政権 #高市総理
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「金の卵を産むガチョウの腹を割くな!!」高市政権が掲げる積極財政は危機に立つ日本の自動車産業を守れるか?
中古車価格は“踊り場”へ…でも「下がる気配ナシ」なぜ? レンタカー大量放出 vs 海外の爆買い
「環境性能割2年停止」で自動車は本当に甦るのか? ピーク比4割減の国内市場、税軽減の効果を問う
車購入時の“2重課税”見直し、「環境性能割」2年間限定で停止検討へ[新聞ウォッチ]
ガソリン暫定税率廃止でバイクライフはどう変わる? そもそもなんであんなに高いの? SNSで反響
海外で普及する「キャップレス給油口」、果たして日本で根付くのか? その障壁とは何か
ホンダ「3強」脱落の衝撃――EV偏重&サプライチェーン脆弱化は、日本車産業に何を突きつけるのか?
EVだけで「脱炭素」は可能なのか? マツダが挑む「エンジン車延命」――燃料・制度の壁を越える挑戦とは
家計直撃! なぜ「自動車保険料」は全然下がらないのか? 技術進化・制度のズレが生み出す消費者負担の連鎖とは
まさかの新車価格超え!? カワサキ「Ninja ZX-10R」中古相場が高騰 SNSでも話題に
激動の2025年度上半期、自動車業界はどうだった?|自動車流通新聞
自動車税制9種類9兆円に画期的答弁!! 片山さつき財務相「角を矯めて牛を殺すな」発言【全文】
「ガソリン価格が下がった!」。暫定税率廃止で国民歓喜も、別の方法で“ツケ”を払う現実が待っている
中古車の市場価値変動で残価設定ローンはどう変わる? “アルファード地獄”を生んだ支払い構造の落とし穴を追う
【本当に黒船?】BYD「ラッコ」に立ちはだかる課題と懸念。予想価格200万円強で、国産車を凌駕する存在になれるのか
登場から3年経った日産「サクラ」の販売状況…「デザイン」「安全装備」に高評価も、ライバル参入ですでに陳腐化?
【衝撃】「N-BOX」が販売ランキングで4位に転落。前月比58.9%…王者に一体何があったのか?
【新型ハイラックスはまさかのBEVも】ロマンがあればむしろ愛おしい。ピックアップトラックを日本で乗りこなす意味
【情弱】とバカにする「現金一括主義者」が見落としがちな“残クレ最大のメリット” とは
新型「エルグランド」よ、いまさら「アルファード/ヴェルファイア」と戦うのか? 16年ぶり刷新に宿る“わかりにくい魅力”の行方
【新型「アクア」に何が起きた?】マイチェン直後なのに“異例の低迷”。生産遅延と「ヤリスハイブリッド」の共食いで事実上の敗北状態に陥ったワケ
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!