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日産ノートはこのジャンルでベストの1台だが乗り心地と価格は少し気になる

パワーユニットはe-POWERのみの設定

フルモデルチェンジを受けた新型日産「ノート」に一般公道で試乗した。結論から申し上げると、新型ノートはこの種の車――つまり手頃なサイズで、比較的安価な実用車――を探している人にとって、現時点における「ベスト」がどうかは知らないが、少なくとも「ベストと思われる車種群の一角」であることは間違いなかった。

おそらくcarview! でもすでにアナウンス済みの内容とは思われるが、あらためて新型日産 ノートの概要を簡単に整理しておこう。

先代のノートにはシリーズハイブリッド(エンジンで電気を作り、その電気で車輪駆動用のモーターを働かせるシステム)のe-POWERと、一般的なガソリンエンジンとが混在していた。しかし3代目となる新型ではパワーユニットをe-POWERに一本化。1.2L直3ガソリンエンジン+電気モーターという組み合わせ自体に変更はないが、エンジンの最高出力は79psから82psへと微妙に向上し(最大トルクは先代と変わらず)、モーターは最高出力が6%、最大トルクが10%増強されている。

ボディサイズは全長4045mm×全幅1695mm×全高1520mmで、幅と高さは先代と同一だが、全長は先代より55mm短縮された。競合各車とサイズ感を比較するなら、車幅はどれも同じで、高さにもそう大きな違いはない。だが新型ノートの全長はホンダ 「フィット」より5cm長く、トヨタ「ヤリス」より10.5cm長いということになる。

そういった寸法のボディが乗る車台は、日産が「次世代上級小型車向けプラットフォーム」と呼ぶもの。ルノー・日産・三菱アライアンスが開発した新世代プラットフォームだが、聞くところによれば、その開発はルノーが主導したらしい。

駆動方式は2WD(FF)のほかに2モーター式の4WDも用意。一般的な先進安全装備は全グレードに標準装備されるが、日産自慢の「プロパイロット」がオプションとして装着できるのは最上級グレードの「X」または「X FOUR」のみ。「AUTECH」を除いたモデル全体の価格レンジは202万9500円~244万5300円となっている。

ノート グレード構成(FF)
・S…202万9500円
・F…205万4800円
・X…218万6800円
※4WDは約26万円高

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みんなのコメント

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  • 2021/2/19 03:06

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    「自動運転技術とか言っても高級車だけじゃねえ」とかCMで言っといて、最上級グレードに抱き合わせオプションしか設定しない日産のせこさ
  • 2021/2/19 00:19

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    試乗してないので半分は想像だが、自分がもし購入するなら、最大の欠点は最低地上高の低さだな。
    百歩譲って2WDはいいとして、4WDですら最低地上高が125ミリというのは降雪地のことを考えていない。
    ハイパワーを無駄なく路面に伝えるスポーツカーの四駆じゃないんだよ。少々割高だけど、日産が幅広い客層にアピールして、販売台数を稼がないといけない車種なのに、雪国では日常的に遭遇する雪道の轍のことを考えて無さすぎる。
    最低でも150ミリ以上無いと、除雪された幹線道路まで辿りつけないかもしれない。
    e-power 4WDなら、下っ腹ジャリジャリ擦りながらでもラッセル出来ますというなら別だけどね。
  • 2021/2/19 15:20

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    >先代のノートe-POWERでは、ことあるごとに「ぶおーん」という3気筒エンジン特有のダサい音が耳に届き、やや盛り下がってしまったものだ

    このことは乗った者ならだれでも知っているが、先代ノートの試乗記で指摘した評論家は一人もいない。
    新型が出ると手のひら返しのように、だれもが指摘。

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