【新ゴツカワ系】女性も安心の最小ジープ「アベンジャー」。ミニの好敵手は予想外にソフトな走り味
掲載 更新 carview! 文:編集部 17
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9月末に日本発売されたばかりのジープの小型SUV「アベンジャー」にショート試乗してきたのでご報告です。
アベンジャーは「レネゲード」よりも小さなジープブランドの最小モデルで、トヨタの「ヤリスクロス」などと似た大きさ。2023年には欧州カー・オブ・ザ・イヤーも受賞し、海外での評判は上々です。
<ボディサイズ>
・アベンジャー|全長4105×全幅1775×全高1595mm
・600e|全長4200×全幅1780×全高1595mm
・ヤリスクロス|4180×1765×1590mm
そして「ジープ初のBEV」というのも特徴。プラットフォームはほぼ同時期に発売されたフィアットの新型コンパクトBEV「600e(セイチェントイー)」とも共通です。
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実は欧州などでは1.2Lガソリンターボのマイルドハイブリッド仕様のアベンジャーも販売されていますが、日本ではまず“BEVモデルとして”発売されました。
前輪にモーターをもつFWDで、EV航続距離はWLTCモードで485kmと、国産EVの標準モデルである「リーフ」のロングレンジ版「リーフe+」とほぼ同等。ちょっとした遠出なら余裕だし、季節にもよりますが、都心~富士山麓の往復程度であれば往復無給電もイケるかもしれません。急速充電はチャデモに対応しています。
グレード設定は「アルティテュード」のみで(※発売記念の限定車あり)、運転席はランバーサポート付きの6ウェイパワーシート(※助手席は手動式)が標準。アップルカープレイやアンドロイドオートに対応する10.25インチのタッチ式ディスプレイオーディオ&6スピーカー、無線充電などに加えて、リアハッチにはハンズフリーパワーゲートが備わるなど豪華装備となっています。
>>ジープらしい“ゴツカワ”。アベンジャーを画像でチェック。海外仕様も!
また、FFではあるものの泥・雪・砂地など6種類の走行モードが選べるセレクテレインシステムが備わるのもジープらしい点で、200mmというクラストップレベルの最低地上高と相まって、ちょっとしたオフロードや雪道の走破力にも期待できそう。ACC(アダプティブクルーズコントロール)やレーンポジションアシスト、歩行者や自転車も検知する自動ブレーキなどの先進装備も充実しています。
(次のページに続く)
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