初代カングーを思わせるスズキ ソリオは家庭を持つ国民の良き道具となる
掲載 更新 carview! 文:伊達軍曹/写真:編集部 9
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スズキ ソリオ ハイブリッドSZをしばしお借りして乗り回してみた筆者の結論は、「これは平成の小カングーなのではないか?」というものだった。
小カングーというのはフランスのルノーが作っていた、お花屋さんが配達に使っていそうなボディ形状の乗用車「初代カングー」の俗称だ。小ぶりなのだが車内が広く、そして実はかなり活発に走らせることもできるナイスな車だった。
だが現在売られている2代目のカングーは諸事情により大型化され、「小ぶりなのに広く使える実用車」とは言い難いサイズになってしまった。それはそれで時代の要請であり、仕方のないことだ。しかし、「でもあのぐらいの邪魔にならないサイズの、使えて走れる車が欲しいよね」という層も、世の中にはけっこういらっしゃるはず。そしてそんな層のそんな声に応えることができるのが、スズキ ソリオ ハイブリッドSZという車なのだ。
惜しむらくは、妙に釣り上がった目つきとギラギラのフロントメッキモールが「ヤンキーくささ」を醸してしまっている点。その意味では、むしろワイルド系に徹している「バンディット」のほうが座りはいいかもしれない。
だがいずれにせよソリオ ハイブリッドは、(フロントマスクさえ気にならなければ)ご家庭を持っている国民各位にとっての良き道具となるだろう。
全日本国民車評議会(通称:国民車会議)議長としての勝手な評価まとめは以下のとおりだ。
【ソリオ ハイブリッドSZ(FF)=217万9440円】
・車両価格:★★★☆☆(お安いが、もうひと声ほしいところ)
・気持ちよく走れる度:★★★★☆(飛ばさない分には十分気持ちいい)
・燃費:★★★★☆(まずまず)
・積載性:★★★★☆(フル乗車でもまあまあ)
・おしゃれ度(外観):★★☆☆☆(顔つきが残念)
・おしゃれ度(内装):★★★★☆(悪くない)
・総合国民車度:★★★★☆
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