ざっくり100kg軽い新型スイフトの衝撃。軽さは七難隠すは本当か?
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
掲載 更新 carview! 文:小沢 コージ /写真:望月 浩彦
ご存じ軽さは燃費を筆頭に速さ、レスポンス、部品点数のダイエットとすべての性能に効くだけでなく、実は安さに効いてきます。無駄なハイブリッド電池とかハイパワーモーターが要らないわけですから。
具体的には注目のモード燃費ですけど、最もベーシックな1.2Lデュアルジェットエンジン搭載「XG」のCVT車が24.0km/Lで、スズキ自慢のなんちゃってハイブリッド付き「ハイブリッド ML」が27.4km/L。コイツはストロングハイブリッドを装備する「アクア」の37.0km/Lや「ヴィッツハイブリッド」の34.4km/Lには敵わないけど、「フィットハイブリッド」の4WDの豪華なヤツには迫ってるわけです。
後はなんと言っても走り味ですわ。小沢はまず1.2Lマイルドハイブリッド付きでCVT搭載のスポーティな「ハイブリッド RS」に乗りましたが、コイツが出足から爽やか。アクアのEV走行みたいなスムーズさはないけど、マジな話で単なる91psの直4ノンターボとは思えないクイック感。微妙に3.1psの小型モーターパワーも加わってて、システム出力137psのフィットハイブリッドに比べて凄く遅いかって疑問。やはり車重910kgの軽さはハンパじゃございません。軽さは確実に“二”難ぐらいは隠します。
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