【13年ぶりの復活】三菱が新型コンパクトSUV「グランディス」を発表。ルノーのOEMで欧州市場に年内投入へ

三菱 グランディス （欧州仕様）

二種類のハイブリッドを設定、先進装備も充実

パワートレインは1.3L直噴ターボエンジンのマイルドハイブリッド（MHEV）と、1.8L自然吸気エンジンに２つのモーターを組み合わたハイブリッド（HEV）の2種類を設定。マイルドハイブリッドは最高出力144ps（103kW）、ハイブリッドはシステム出力156ps（115kW）を発揮する。

コネクティッド機能としては、縦型10.4インチをのディスプレイオーディオを中心に、グーグルマップやアシスタントを含むアンドロイドベースのサービスを搭載。アップルカープレイ、アンドロイドオートにも対応し、専用アプリを通じてデジタルキーや遠隔操作も可能だ。

安全装備では、アダプティブクルーズコントロール、後側方車両検知、緊急時車線維持支援、オートマチックハイビームなどを搭載。マルチアラウンドモニターや後退時交差車両警報（RCTA）も備え、欧州市場で求められる高水準の安全性を満たしている。

新型グランディスはルノーの「シンビオズ」をベースとするOEM車で、スペインのバリャドリード工場にて生産される。価格は現時点で未発表だが、2025年内の欧州投入が予定されている。

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（写真：三菱、ルノー）