2代目パナメーラにドイツで速攻試乗。スタイルも走りも“4ドア911”
掲載 更新 carview! 文:木村 好宏/写真:Kimura Office
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さて、ニュー・パナメーラは新しいパワープラントも手に入れた。「4S」に搭載されるのは、2基のターボを90度のバンク角に納めた排気量2894ccの新開発V6ガソリン・エンジンで、最高出力は440馬力、最大トルクは550Nmをそれぞれ発生する。組み合わされるトランスミッションは同じく新開発の8速PDK(ポルシェ・ドッペルクップルング)、カタログ上のダイナミック性能は0-100km/hが4.2秒(スポーツクロノパッケージ装着時)、最高速度は289km/hである。
「ターボ」には同じく90度のバンクに2基のターボをレイアウト(ホット・インサイド)した排気量3996ccのV8ガソリン・エンジンを搭載。こちらの最高出力は550馬力、最大トルクは770Nmである。注目の性能は0-100km/hが3.6秒(スポーツクロノパッケージ装着時)、最高速度は306km/hをマークする。また排気量4806ccからのダウンサイジングのお陰で、燃費は100kmあたり9.4Lから9.3L(およそリッター10km程度)となり、旧モデルよりも最大で100kmあたり1.1L向上している。
一方、ドイツおよび欧州向けにはディーゼル仕様の「4S Diesel」も用意されており、こちらは3956ccのV8ビターボで、最高出力422馬力、最大トルク850Nmを発生。0-100km/hは4.3秒(スポーツクロノパッケージ装着時)、最高速度285km/hと発表されている。排出ガス規制はいずれのエンジンもユーロ6をクリアしている。
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