買い時到来!? ボルボ2010モデルに一気乗り
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:島下 泰久/写真:齋藤 正
今回は紹介しきれないが、2010年モデルのボルボは他のモデルも内容の充実を図り価格の引き下げを断行している。その勢いはアグレッシヴそのものだ。
たとえば200万円台というリーズナブルな価格設定が、VW・ゴルフやトヨタ・プリウスなどこれまでに無い車種のユーザーからの誘引に繋がったS40/V50のパワーシフトには、装備をより充実させたプラスを新設定。C30も含めて、上級グレードのT5 TE AWDなどは90万円以上の大幅な値下げを断行している。V70に新設定されたスポーティ仕立てのRデザインはコアなファンにアピールするはずだ。またXC90もリーズナブルなノルディックの設定やRデザインの導入によって、魅力に改めて磨きをかけた。
これまでボルボに憧れながらも手が届かずに居た人には、これならグッと来るという人は結構多いのではないだろうか。現オーナーとしては悔しいところかもしれないが、この今までにないほどユーザー寄りのアプローチは支持したい。
また今回のフェイスリフトからV70、XC70、XC60に、S80が備えるような最新の安全装備をまとめて25万円で提供するセーフティパッケージが設定されたのも見逃せない。いくら良い装備も普及しなければ意味が無い。XC60のシティセーフティで見せた姿勢はしっかり継承されているのだ。
さて、ボルボと言えば親会社フォードが経営難からブランド売却を検討しているのは周知の事実。この辺りも元気が無いという印象に繋がっている面はあるだろう。優先交渉権は中国メーカーの手にあるというが、まだ結論は出ていない。しかし思うのは、どこの傘下になろうともボルボはきっと変わらないということである。
今年のトピックのひとつと言えたXC60の完成度の高さ、写真が公開された次期型S60の大胆なフォルムなどを見ても、すでに低迷期は脱してブランドが新たな方向へと前進を始めているのは明らか。日本での販売台数も上昇に転じた。この2010年モデルはボルボ再浮上の良いきっかけとなるのではないだろうか。
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