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後席シートベルト対策に? エントリーが美味しいV70

ライバル車よりも200万円近くリーズナブル

ダブルインカムとはいえ、30代で子供がいて都心に住む我が家にとって、このクラスの輸入ワゴンはちょっと手が届かないと思っていた。ところが、今年になってボルボV70のラインアップに加わった「2.5T LE」なら498万円。ライバルと目されるメルセデス・ベンツE250が696万円、BMW525iツーリングが668万円というプライスタグを掲げていることを考えると、かなりお買い得と言っていい。V70同士で比べても、これまで「3.2SE」の575万円からエントリーしていたのだから、500万円を切ってきた「2.5T LE」なら、俄然、手が届きそうな気がする。

しかも、ボルボの最大の魅力である安全性については、上級モデルと比べて妥協している点がほとんどない。そもそも、ベースからして最上級モデルのS80とプラットフォームを共用しているという安心感がある。前面やオフセット衝突への備えはもちろん、サイドインパクトに備えるSHIPS、すべての乗員を守るエアバッグの数々、むち打ち防止システムなどを早い段階から装備している。ちょっと前に本国の衝突試験センターを見学したときにも、大人のみならず、新生児からティーンエイジャーまで様々な年齢のダミー人形が用意されており、すべての乗員の安全性を確保する基本設計がなされていることに驚いたし、去年は妊婦と胎児の安全性について研究した成果も見せてもらった。ボルボの安全に対する真摯な姿勢には、母親として心底感動した。

もちろん最上級の「V70 T-6 TE AWD」には、車間警告やレーンデパーチャーウォーニングといった新開発の先進安全機能が標準で備わるが、アダプティブ・クルーズコントロールと追突警告以外は、ユーザーの判断で「2.5T LE」にもオプション装着が可能だ。子供を乗せて運転する機会が多いなら、車線変更時の死角をカバーするBLISや、ドライバーの注意散漫を警告する世界初のドライバー・アラート・コントロールとレーン・デパーチャー・ウォーニングのセットオプションといった、ドライバーの注意力をアシストする機能を追加することをお薦めしたい。

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