後席シートベルト対策に? エントリーが美味しいV70
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:齋藤 正
掲載 更新 carview! 文:川端 由美/写真:齋藤 正
いつもの試乗会なら運転席のドアを開けて乗り込むところだが、今朝は後席のドアを開けておチビさんを先に座らせる。そのとたん、「やった!」という声。ボルボのファミリーパッケージの売りのひとつだけれど、後席の座面がポップアップして、大人と同じシートに座ることができることが嬉しかったのだ。今年小学校に通い始めた息子にとって、法律上必要はないとはいえ、安全上チャイルドシート抜きでのドライブは考えられない。でも友達がチャイルドシートを卒業している中、いつも「早く大人と同じ席に座りたいなぁ」とつぶやいていた。
6月から後席シートベルトが義務化されたこともあって、がぜん気になるのが後席の安全性。とはいえ、ボルボの故郷であるスウェーデンでは後席シートベルトは当然のこと。後席の住人を守るカーテンエアバッグが装備されているのはもちろんだが、子供がチャイルドシートに座った場合を想定して、従来よりさらに60mm延長されている。チャイルドシートにしても、スウェーデンの法律では日本と同じ程度しか義務付けされていないが、ティーンエイジャーになるまで補助具を使うことは習慣として徹底されている。
最近、息子はときどきクルマ酔いをするようになったのだけれど、ボルボのインテグレーテッド・チャイルドクッションは視線を高く保てるおかげでご機嫌の様子。クルマ酔いもせず、オヤツをおねだりすることもなく、小淵沢までのロングドライブをこなしてしまった。
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