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後席シートベルト対策に? エントリーが美味しいV70

2.5リッター直5ターボ、その加速に不満なし

これも普段の試乗会と違うことだが、長い距離を後にして気づいたのは疲れにくさだった。ドライブの最中も、ターボ付き3リッター直6やNAの3.2リッター直6を積む上級モデルと比べて、不満に感じるところは少ない。週末の中央高速を走っているときには、クルーズコントロールがあるといいなぁと思った程度だ。外観上も、上級モデルとの違いはほとんどない。

アクセルを踏み込めば、最高出力200ps/最大トルク30.6kg-mを発生する2.5リッター直列5気筒ターボ付きユニットは、1750kgのボディをしっかりと加速してくれる。加速に不満を感じるシーンはまったくない。スポーティに走らせようとすれば、7000rpmまでストレスなく回転を高めてくれるし、シフトヘッドを倒せばシーケンシャルで変速することもできる。でも、家族を乗せているならば、コーナーに突っ込んでいってかっ飛ばすより、木洩れ日のワインディングロードをのんびりドライブすることを楽しみたい。そんな風に肩の力を抜いてドライブしていると、拍子抜けするくらい疲れなかった。

街中での扱いやすさを重視する最近の傾向に則って、ステアリングフィールは先代よりいくぶん軽くはなっているが、安全性を重視するボルボの伝統に従ってスローに味付けられており、安定感に欠けるシーンはない。全長×全幅×全高=4825×1890×1545mmのスリーサイズと先代より60mm延長されて2815mmとなったホイールベースのおかげもあって、目地段差を越えるときによりフラットな乗り心地を得ている。前1590/後1585mmのワイドトレッドは、中央高速の曲率の大きなカーブでコーナリングするときの安定性を確保してくれた。

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