【大公開】25年上半期にレクサスで売れたクルマはコレ! 上位はSUV独占、セダン・クーペ・BEVは下位に…トレンドを映す鏡だった
掲載 carview! 文:koensha 15
掲載 carview! 文:koensha 15
4位には、レクサス初の本格ミニバン「LM」が入った。ファーストクラスのような後席空間と専用設計のサスペンションは他の追随を許さず、唯一無二の最高級ラグジュアリーミニバンとしてのポジションを確立した。
5位の「UX」は、Cセグメントサイズのクロスオーバーとして都市型ユーザーからの支持を集めている。BEV(UX300e)とハイブリッド(UX300h)を両立しつつ、価格的にも比較的手の届きやすいゾーンにあるのが強みだ。※UX300eは11月に生産終了予定。
6位は「IS」(3938台)。FRベースのセダンならではの操縦性やスポーティなデザインが、ドライビング重視のユーザーに刺さっている。ただし生産終了が近づいており(IS300hのFRグレード以外は11月に生産終了予定)、次の一手に注目が集まる。
7位「ES」はFFベースの上級セダン。北米や中国市場では人気だが、日本ではセダン市場そのものが縮小しているため、販売台数は限定的。北米や中国市場では人気だが、日本ではセダン市場そのものが縮小しているため、販売台数は限定的。
その一方でHEVとBEVが設定される新型ESが今年4月に上海MSで発表済みで、2026年春ごろには日本でも発売が予定されている。
以下、8位は2025年4月発売の新型「GX」、9位がフラッグシップセダンの「LS」、10位にはフラッグシップSUV「LX」がランクインした。いずれも高価格帯かつ指名買いの多いモデルとなる。
「IS」「ES」「LS」「LC」「RC」といったセダンやクーペモデルは、SUVと比較して販売台数は控えめであるものの、それぞれのニッチな市場で根強い支持を得ているようだ。
レクサス初のBEV専用車である「RZ」が最下位に位置している点は、レクサスの電動化戦略における純粋なBEVの市場受容性、あるいはRZ自体の市場でのポジショニングに課題があることを示唆している。
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