「N-BOX」苦戦で軽市場に大波乱が迫る。“ダイハツの販売が爆増”の背後に「2025年度1位」奪取への捨て身の販促戦略が見え隠れする
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 58
掲載 carview! 文:APOLLO NEWS SERVICE 58
“常勝N-BOX”に想定外の結果が出ました。2025年10月の軽自動車販売でホンダ「N-BOX」は4位。トップはダイハツ「ムーヴ」で、N-BOXとは3000台超の差がつきました。
単月での首位陥落は2024年5月以来ですが、当時は僅差の2位であり、今回の4位という結果は関係者の間でも驚きをもって受け止められています。
背景には、ダイハツによる明確な“攻勢”があります。例年、9月の販売ピークの反動で10月は全体的に数字が落ち込みますが、2025年10月はダイハツの軽乗用車が軒並み前月比100%超え。「ミラ」や「タント」などは120%台まで伸び、スズキが軒並みマイナスだったのとは対照的でした。
ダイハツはブランド別でもスズキに大差をつけ約2年ぶりにトップへ返り咲き、明らかに販売強化の姿勢を強めています。
一方、N-BOXは1万2784台で9月比約59%。9月の販売自体が勢いを欠いており、その反動を受けた形です。
未使用中古車の増加も気になる点で、自社届け出(※)の比率が高まっている可能性がうかがえます。(※メーカーの報奨金を得るために、販売店が台数稼ぎで自社で登録することで、売れなくなった時などに行われる)。
こうした要素が積み重なり、“日本一売れている軽”のイメージに陰りが見え始めたといえるでしょう。
(次のページに続く)
#軽自動車 #NBOX #ダイハツ #販売ランキング #未使用車
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
17か月ぶりの首位陥落、なぜ? 「軽の王者」に何が? ホンダ「N-BOX」の現状はいかに
11月に「日本で“一番売れた”クルマ」とは? 軽とコンパクトカーの「お手頃モデル」が大人気! 「モデルチェンジ・改良」多発で顔ぶれも変化? 販売台数ランキング発表
日本に何が起こった? BEVが売れない……ハズが2025年10月は電気自動車が売れまくっていた
いま新車購入を考えるなら「輸入車」が狙い目! 3月末まで「お買い得期間」が続くワケ
激動の2025年度上半期、自動車業界はどうだった?|自動車流通新聞
ホンダ「3強」脱落の衝撃――EV偏重&サプライチェーン脆弱化は、日本車産業に何を突きつけるのか?
日本における三菱の顔は間違いなくデリカD:5! フルモデルチェンジせずともずーっと売れ続ける怪物ミニバンの秘密
まさかの新車価格超え!? カワサキ「Ninja ZX-10R」中古相場が高騰 SNSでも話題に
N-BOXが首位に返り咲き! 2025年11月の新車販売台数ランキング
ダイハツ・ムーヴが軽乗用セールス首位に!王者N-BOX は?(SUV除く軽自動車販売TOP15・2025年10月)
11月の新車販売、ホンダ『N-BOX』台数減でも2か月ぶり首位[新聞ウォッチ]
【日中関係も今後生産に影響か?】2025年11月期の新車販売台数 5カ月連続で前年実績を下回る
【地殻変動か】新型「ムーヴ」が「N-BOX」らを抑え10月販売台数1位を奪取。勝負の決め手は“スライドドア化×高コスパ”
【衝撃】「N-BOX」が販売ランキングで4位に転落。前月比58.9%…王者に一体何があったのか?
【コメント欄で激論】「500万超えは厳しい」「アルファード買ったほうがいい」…「オデッセイ」一部改良に関する記事が話題
【新型「アクア」に何が起きた?】マイチェン直後なのに“異例の低迷”。生産遅延と「ヤリスハイブリッド」の共食いで事実上の敗北状態に陥ったワケ
中古車の市場価値変動で残価設定ローンはどう変わる? “アルファード地獄”を生んだ支払い構造の落とし穴を追う
【新車が高い問題】北米でじわりと広がるセダン回帰。日産「セントラ」が示す“手頃さ”というもうひとつの選択肢
登場から3年経った日産「サクラ」の販売状況…「デザイン」「安全装備」に高評価も、ライバル参入ですでに陳腐化?
【コメント欄で激論】「今更日本で発売されても遅すぎる」…新型「CR-V」実車公開の記事が話題
SUV版「GT-R」本格始動…インフィニティがAMG&BMW Mに真っ向勝負! 659psの「QX80」に1000㎰級“Rスペック”計画が進行中
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!