【最新AIに聞いてみた】ゴーン氏が続投していたら、いまの日産は経営危機に陥らなかったのか?
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 27
掲載 carview! 文:ピーコックブルー 27
「現実の⽇産は、工場の再編や車種の絞り込みで身軽さを取り戻し、ルノーとの提携関係もより対等にして、テーマごとに協力相手を選べるようにしてきました。
手数は多く、時間もかかりますが、為替・資材・規制といった外部環境が激しく動く時代には、リスクを分散しながら体力をつける考え方だといえます。総じていえば、ゴーン氏が続投していた世界線の日産は、スピードと規模で攻める「短距離走型」です。
数字的には早く改善したように見えたかもしれませんが、外部環境の急変に弱い側面もあります。
一方、いま実際に日産が歩んでいる道は、地味でも再現性を重視した長距離走型です。回復の歩みはゆっくりでも、変化に耐える力を積み上げるやり方です。
どちらが正解かは未来が決めることですが、いま求められているのは、この『体力づくり』をユーザーが実感できるかたち、たとえば、あつかいやすく価格も納得できるBEVや、使うほど便利になるソフトウェアなどのように、目に見える成果につなげることだと思います。
そうして成功を地道に続けていくことが、日産の未来を確かなものにしていくでしょう」
最新AIは、ゴーン氏が続投していたとすれば、現在の日産とは違った戦略をとっていたと考えているようです。
ただ、現在の日産の戦略を否定しているわけではなく、あくまで経営スタイルの違いと結論づけています。
やや予定調和的な内容ではあるものの、ゴーン氏の実績と近年の日産が歩んできた道のりを考えると、最新AIによる今回の予測は、当たらずとも遠からずといったところかもしれません。
(終わり)
(写真:日産)
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