ルーテシアがマイナーチェンジ。従来型オーナーが着実な進化を報告
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:篠原 晃一
掲載 更新 carview! 文:佐野 弘宗/写真:篠原 晃一
1年ぶりに乗ったルーテシア・インテンスは、相変わらず、Bセグメントでは落ち着いた乗り味が美点だ。バネ下のゴトツキが減って、乗り心地が滑らかに、操舵反応も正確になった気もするが、それは新しいステアリングホイールによる錯覚の可能性もある。
せっかくの試乗レポートなのに、あいまいな表現で恐縮である。インテンスでもゼンでもシャシー方面の変更点は公表されていないが、部品の互換性を保ったままの微妙な変更が、部品番号も変えずに未公表で実施されている可能性もあるからだ。また、生産現場の“カイゼン”によって、モノは変わっていないのにクルマの完成度がハッキリと上がっていくケースもある。
そういうことは欧州メーカーに珍しくないのだが、ルノーはそれが多いメーカーのひとつで、ルノージャポン側が細かい仕様変更を把握できていない場合も多い。実際、今回もリアのブレーキドラムが、いつの間にか黒色からシルバーに変わっていたし……。
ほかにも標準のセンターディスプレイにエコ運転の採点やアドバイスを行う「Eco2機能」が追加されたそうだが、今回の試乗車のようにオプションの純正ナビ(モニターごとごっそりと交換するタイプ)を装着してあると、Eco2機能も試すことはできない。
というわけで、今回の改良が従来型オーナーが歯ぎしりをするほどでの大規模な内容でないのが救い(?)だが、ルーテシアは地味ではあるが着実によくなった。しかも、これまで標準だったメタリック塗装がオプション化(3万2400円)されたことで、ソリッドカラーなら価格も値下げ。日本でのルノーのメジャー化計画は、なんとも地道に進行中である。
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
「ジャパンモビリティショー2024」に若者たちはどう感じたか? 対話と提案で「次世代モビリティ社会」を作る
プライベート空間重視な人におすすめ! トヨタ ハイエースがベースのキャンパー
熊本「交通系ICカード廃止」はむしろ良かった? “大危機”から垣間見える「地方の選択肢」と、都心で広がる可能性とは
スズキ初ってマジか!! 新型フロンクスの新アイテム採用のヒミツが衝撃
12月7日(土)京都お東さん広場(東本願寺門前広場)で「京都モビリティ会議」開催(入場無料)
ルーミー/トール受注再開! 現行は2027年まで販売ってどうよ!? 3年も生き延びるってマジか!? ビッグマイチェンは2025年!
全車[EV]化計画を撤回!? ベンツもボルボもEV化減速してるけど…[ホンダ]はどうするん?
ホンダが激カッコいいSUV発表! [アキュラADX]みたいなクルマが日本にも必要だろ!
[車検]費用が増える? 2024年10月より車検での[OBD検査]を本格運用へ
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!