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ダンロップの新作「SPORT MAXX LUX」の6つの特徴とは。ハンドリングと静粛性は両立できるのか?

耳に優しい静粛性と確かな応答性

今回の試乗取材は、スポーツ・マックス・ラックスを装着したメルセデス・ベンツ「GLC(235/60R18)」と「Eクラス(245/45R18)」の2台を、東京都内の街中で走るというものです。比較試乗ではないため、印象論になってしまうことを最初にお断りさせていただきます。

最初に「おや?」と思ったのは、駐車場から歩道を経て、路上に出るときのショック音です。ココンという音が、「かなりマイルドだな」と気づいたのです。路面のマンホールや継ぎ目などの段差を超えるときの音も小さく感じます。これがサイレントコアの仕事なのでしょう。

一定速度で走る際のタイヤの発するパターンノイズも特徴的です。高周波がカットされたような、耳に優しい音になっています。ボリュームの大小は比較していないので不明ですが、耳障りな音ではないことは確か。“やかましくない”という印象でした。

SUVとセダンとの比較で言えば、「GLC」の方が「Eクラス」よりも、音が小さく、乗り心地も良好でした。クルマの差というよりも、「235/60R18」というタイヤサイズによるエアボリュームの差が大きいのではないでしょうか。

乗り心地に関しては、比較対象がないので、もともとの良さなのか、タイヤの良さなのかが不明です。ただし、スポーツ・マックス・ラックスを装着した2台ともに、乗り心地は快適そのものであったことは間違いありません。

ハンドリングでは、応答の良さが好印象でした。ハンドル中立付近のわずかな操舵に対しても、しっかりと舵が効きます。“コンフォートタイヤ”と言いながらも、“スポーツ”を名乗るだけの特性が与えられているのです。

総じてみれば、「非常に静粛性に優れており、それでいて、ハンドル操作の応答性に優れており運転も楽しめるタイヤ」という印象です。「コンフォートタイヤが欲しいけれど、運転がつまらなくなるのでは嫌」という人には、おすすめです。この新製品の登場により、コンフォートタイヤの選択肢が一つ増えたと言えるでしょう。

(終わり)

◎あわせて読みたい:
>>【あなたのタイヤは大丈夫?】スノーフレークマーク付きのオールシーズンタイヤなら冬用タイヤ規制の高速もOKとは言い切れない複雑な理由

(写真:住友ゴム、鈴木ケンイチ)

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