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アウディe-tronは次世代プレミアムに相応しい乗り味。日本勢ではアウトランダーPHEVが近い

アウディe-tronは次世代プレミアムに相応しい乗り味。日本勢ではアウトランダーPHEVが近い

アウディ e-tron プロトタイプ

次世代のプレミアムに相応しい快適な乗り味

さらにe-tronは、一番の重量物であるバッテリーをEVの方式になぞらえ床下配置することで、重心がとても低い。前後の重量配分までもが50:50にバランスされているため、挙動を予想以上にイージーコントロールできてしまうのだ。モーターが右足の命令に素早く反応し、無音のもとに大地を豪快にかきむしる感触は、一種独特な新鮮さだった。唯一の違和感は、ペダルに反力を伴わず、車輪だけがブレーキロックを防ぐABSの作動制御くらいだ。

そしてサファリステージでは、アダプティブエアサスペンションが、全ての乗り心地を極めて快適に保った。ダンパーは選ばれたモードに対して忠実に減衰力を微調整し続け、オフロードでは最大35mm車高を上げて路面の凹凸をクリアしてくれた。リミテッドスリップデフを持たずとも内輪にブレーキを掛けて駆動力を確保し、片輪が浮くようなモーグルを走破してしまう。

この豪快かつ繊細で、静寂を友とする乗り味は、新しい時代のプレミアムである。世界のハイエンドカーたちが速さだけでは通用しなくなり、そこに快適性を大きくアピールしているのが現代の水準だとしたら、プレミアムEVはこれをさらりとクリアする実力者だ。今後バッテリーの性能が向上し、車重の軽さが際立つようになれば、間違いなくシーンの主役になることが容易に想像できる。

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