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“安さが売り”も失速する「WR-V」。低迷の理由はユーザーが“車両価格”を重視していないから?

“安さが売り”も失速する「WR-V」。低迷の理由はユーザーが“車両価格”を重視していないから?

トヨタ ヤリスクロス

ホンダユーザーは“安いもの”を求めていなかった

ある業界関係者は、WR-Vが失速している理由について「ユーザーニーズを見誤ったのかもしれない」と指摘します。

「近年のホンダは上質路線を志向していることから、同クラスのライバルと比べてやや割高な価格設定となっています。

たとえば、ヴェゼルは264万8800円から377万6300円であるのに対し、トヨタ『ヤリスクロス』は204万6000円から323万4000円となっています。

その結果、ホンダのラインナップにおいて200万円台前半のモデルが貧弱となってしまったことから、WR-Vはその穴を埋める存在として期待されていました。また、ヴェゼルとの競合を避けるためにも、WR-Vは200万円台前半でなければならなかったという側面もあると思います。

ただ、200万円台前半という価格帯を目指すためには、一部の機能や装備を制限しなければならず、その結果として、4WD仕様やハイブリッド車の設定が見送られたと考えられます。

それでも、ヴェゼルより割安ならば、一定のニーズがあるとホンダは考えたのだと思いますが、ホンダを求めるユーザーの多くは、多少高くても機能装備が充実したモデルを求めていたようです。

つまり、ホンダが想像する以上に、ホンダユーザーは“安いもの”を求めていなかったということです」

(次のページに続く)

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  • 2025/9/30 12:12

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    「装備が一世代前」「4WDが無い」「電動パーキングが欲しい」という指摘もあるが
    日本で販売されるWRVは、そもそも「基本の装備 今の法規制で必要最低限の α」程度で
    販売価格の抑制を実現しようとした車。

    では、ビッグマイナーチェンジで
    「4WDを設定」「電動パーキングを標準装備」「ハイブリッドモデルの追加」
    したとして、売れるかというと、やっぱり売れないんだと思う。

    昨今の新型車が出るたびに「高すぎる」「不要な装備が多すぎる」といった
    声が有るので、メーカーとしてそれに応えてみたのだろうが、やっぱり
    一部ユーザーの「買う買う詐欺」だったのかもしれない。


  • 2025/9/30 11:55

    違反報告

    そもそもWR-Vは、10年前の装備でいいから10年前の価格で出してほしい人向けの車なんですよね。最新で少しでもいい機能を詰め込んだSUVの傑作はヴェゼルがあるので、そこまでじゃなくても手ごろに買いたい人向けの製品だった。安全装備含めだいたい前のステップワゴンとかフリードくらいのを流用し新規開発しないでジェネリック的な製品としているので、記事のコンセプトとはちょっとズレてるかなと。
    ホンダの誤算は安いのが求められてないとかじゃなくて、円安で思ったほど価格差が作れなかったことと、その分のギャップを埋めようとしたらリアとかが思ったより安っぽくなったことじゃないですかね。
  • 2025/9/30 11:54

    違反報告

    SUVなのに4WDの設定がないのが致命的。
    雪が降らない地域だと別にいいが、降る地域だと選択肢から消える。

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