サイトトップへ

サイト
トップへ


現在位置: carview! > 編集記事 > コラム > 変わってないようで、実は大きく変わった新型ロードスター。9年目で初の大幅改良に踏み切ったワケ

ここから本文です

変わってないようで、実は大きく変わった新型ロードスター。9年目で初の大幅改良に踏み切ったワケ

比較すれば走りの違いは一目瞭然

シャシー領域でも小さいながら大きな変更があった。操安性能開発部で首席エンジニアとして活躍する梅津大輔氏らが生み出した「アシンメトリックLSD」と電動パワーステアリング(EPS)の改良だ。

齋藤氏も「梅津が毎回良い提案をしてくれる。走安領域はどうしてもサスペンションをいじりたくなるのだが、前回のKPC(キネマティックポスチャーコントロール、写真:49~50枚目)に加え、こんなやり方があるのかと驚いた」と語っていた。

◎あわせて読みたい:
>>1t超もその魅力は輝きを増すーー新型ロードスターは“小さな”変化で走りを“大きく”進化させた

アシンメトリックLSDは、円錐クラッチLSDに減速側・加速側それぞれ異なるカム角を設定したトルク感応型のLSD。減速旋回時において、車体が前のめりになりリアが不安定になるのを抑制しつつ、加速時はスムーズにコーナーを立ち上がるようマイルドな効きに味付けされている。

新開発のEPSは、ステアリングギアの構造変更でフリクションを低減し、モーター制御を内製化することで制御を緻密に変えた進化版。ラックエンドブッシュを廃し、よりダイレクトなステアリングフィールを実現している。

実際に新旧を乗り比べてみると、アシンメトリックLSDと新型EPSの相乗効果で、ターンインでは非常にスムーズかつ的確なフィードバックをハンドルから伝えてくれ、安心してコーナーに飛び込むことができる。

もちろん改良前のモデルも運転していて楽しいのだが、充分だと思っていたステアリングの手応え(反力)が、新型に乗ってしまうと少し物足りなく若干抜けるような印象となり、車両が不安定に感じてしまう。あくまで比較するとの話ではあるが……。

(次ページに続く)

>>ロードスターってどんな車? 価格やスペックはこちら
>>ロードスターの気になる点は? みんなの質問はこちら
>>ロードスターのユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>ロードスターの中古車相場はこちら
>>乗り換え時はいくらに? ロードスターのリセール価格はこちら

マツダ ロードスターの中古車

マツダ ロードスターの中古車情報をもっと見る

コメントの使い方

みんなのコメント

ログインしてコメントを書く

  • 2024/2/08 04:50

    違反報告

    世界的にスポーツカーは価格が恐ろしいほどに跳ね上がっている。

    身近なものではなくなっていく中で、日本でも同様のことは起きているが世界に比べるとまだ身近な価格と言える。

    中でもロードスターはぎりぎり二百万円台で購入てきるのが素晴らしい。

    アフターパーツメーカー勤務だが、NAエンジンのためにパワーアップパーツはほとんど売れない。足回りも特に純正アームが優秀過ぎて調整式もほとんど売れない。
    正直なところパーツメーカー泣かせではあるが、こういうクルマの存在のお陰で、若い人もスポーツカー購入をしてくれており大切な存在。

    スイフトスポーツもそういう意味では素晴らしいが、ロードスターはそのシルエットがロングノーズ、オープンというクルマに興味のない人にもわかりやすい王道のかたちをしている。

    トヨタ、日産ではもうこの価格帯では出してこないので、最後の砦として頑張ってほしい
  • 2024/2/08 08:24

    違反報告

    街なかでRF見かけるけど、カッコいいなぁ〜

    家族構成、駐車スペース、何より先立つものがないから買えないおとーちゃん
  • 2024/2/17 06:35

    違反報告

    あと10年以上作りたいと言われてるので、まずは安心。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

サイトトップへ

ログイン

中古車探しをもっと便利に

  • 中古車お気に入り管理
  • おすすめ中古車の表示

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

関連サービス

メールマガジン メールマガジン