変わってないようで、実は大きく変わった新型ロードスター。9年目で初の大幅改良に踏み切ったワケ
掲載 carview! 文:編集部/写真:市 健治 43
掲載 carview! 文:編集部/写真:市 健治 43
2023年10月に発表されたマツダの新型「ロードスター」。それからおよそ3ヶ月。新型の発売に伴い、伊豆にて試乗会が開かれた。
現行のND型ロードスターの発売は2015年。9年という月日を経てもなお、その魅力には1点の曇りも見当たらないが、今回ND型としては初の大幅改良に踏み切った。主な改良点は次の通り。
・先進安全装備
・コネクト機能の強化
・デザインの進化(灯火類、ホイール、新色追加)
・シャシー領域
ーーー電動パワーステアリング(EPS)の進化
ーーー「アシンメトリックLSD」の採用
ーーー「DSC-TRACK」の追加
・パワートレイン領域
ーーーエンジン出力向上
ーーー制御マップの変更
ーーー吸気デバイスの変更によるエンジンサウンドの変化
◎あわせて読みたい:
>>9年目の改良で魅力マシマシ! マツダ ロードスターマイチェンモデル 来年1月発売
様々なモノの値段がどんどんと上がっていくなか、価格転嫁して新しくすることもできたはずだが、安価なコンパクトオープンスポーツの座を堅持するために、これまで大きな変更を加えてこなかったマツダ。しかし今回、9年目で初の大幅改良に踏み切った最大の理由は、「サイバーセキュリティ(CS)法規」への対応だ。
自動車を対象とするサイバー攻撃の脅威を回避できるよう対策を義務付けた法規である「UN-R155」は、ロードスターにも例外なく適用されるため、その対策が必要となる。
「(法規へ対応するために)エレクトロニクスのプラットフォームを全部変えないといけない。ロードスター専用には開発できないので、『CX-60』のものをほぼ全部移植した。それによって、旧型のヘッドランプなどが点かなくなる。コネクターで対処すると重くなるので、だったら中身(デザイン)も綺麗にしちゃおうと変更が決まっていった」(ロードスター開発主査 齋藤茂樹氏)
(次ページに続く)
>>ロードスターってどんな車? 価格やスペックはこちら
>>ロードスターの気になる点は? みんなの質問はこちら
>>ロードスターのユーザーレビュー・専門家の評価はこちら
>>ロードスターの中古車相場はこちら
>>乗り換え時はいくらに? ロードスターのリセール価格はこちら
ログインしてコメントを書く
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
即納って不人気車なの!? なんでそんなに待たなきゃならん!? [納期]にまつわる素朴なギモン
いまさら人には聞けない「ベンチレーテッドディスク」と「ディスク」の違いとは? ブレーキローターの構造と利点についてわかりやすく解説します
ラリージャパン2024開幕直前。豊田スタジアムやサービスパークの雰囲気をお届け/WRC写真日記
メルセデス・ベンツの『GLE』系と『GLS』にオンライン先行受注にて“Edition Black Stars”を設定
ラリージャパン2024“前夜祭”が豊田市駅前で開催。勝田貴元らが参加のサイン会とパレードランが大盛況
フランス人スター選手と一緒の気分? 歴代最強プジョー 508「PSE」 505 GTiと乗り比べ
セカオワが「愛車売ります!」CDジャケットにも使用した印象的なクルマ
トヨタWRCラトバラ代表、母国戦の勝田貴元に望むのは“表彰台”獲得。今季は1戦欠場の判断も「彼が本当に速いのは分かっている」
メルセデスAMGが待望のWEC&ル・マン参入! アイアン・リンクスと提携、2025年LMGT3に2台をエントリーへ
TCD、モータースポーツ事業を承継する新会社『TGR-D』を2024年12月に設立へ
ウイリアムズとアメリカの電池メーカー『デュラセル』がパートナーシップを複数年延長
“650馬力”の爆速「コンパクトカー」がスゴイ! 全長4.2mボディに「W12ツインターボ」搭載! ド派手“ワイドボディ”がカッコいい史上最強の「ゴルフ」とは?
【クセ強だけど懐かしい】光岡、55周年記念車「M55ゼロ・エディション」発売。100台限定…ベースはあの車
「売れる車がない」なんて言わせない! 北米日産の大型SUV「アルマダ PRO-4X」が魅力的…価格も発表
新型「ティグアン」正式発売で注目集まる豪華装備とお値打ち度。世代遅れの兄弟「Q3」よりお買い得
メルセデスAMG「A45」に“最後の限定車”登場。2.0Lターボは421馬力も…価格は1000万円超え!!
ホンダの高級ブランドが新型SUV「ADX」を発表。クセ強め“アメリカン顔”の衝撃や背景とは?
北米レクサスが販売する3列SUV「TX」は何モノ!? “LBX顔”で実質650万円~…25年モデルに進化
【アルファード/ヴェルファイアはイヤ!】そんな人の選択肢になるかもしれない高級ミニバン「Vクラス」はどんなクルマなのか?
新たな仲間募集、JAFの給水素+給電カー、新型GR86の方向性…S耐最終戦で見えたトヨタと水素の現在地
【SUVだらけでお腹いっぱい】世間に流されず自分らしい車を探し出すための、愛車の「因数分解術」
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!