R35 GT-R、ついに生産終了! 18年で幕を閉じた“日本の怪物”が残した伝説と最後の1台
掲載 carview! 文:編集部 15
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R35 GT-Rは、登場時から空力性能を重視した外観を採用し、高速走行時の安定性を確保するとともに、グランドツアラーとしての快適性も実現した。
内装はスポーツカーらしいコクピット感を演出しつつ、操作性と質感を両立。年次改良を重ね、18年間にわたり競争力を維持してきた。
パワートレインには3.8L V6ツインターボの「VR38DETT」を搭載。当初は最高出力480psを発揮し、2017年モデルからは570ps、「NISMO(ニスモ)」では600psにまで進化した。
すべてのエンジンは横浜工場の熟練工9名による手組みで、製造者の名前が刻印されたプレートが取り付けられた。
駆動方式は「アテーサ ET-S」と呼ばれる全輪駆動システムを全車に搭載。あらゆる路面状況で高い安定性を確保し、日常からサーキット走行まで幅広い環境で性能を発揮した。
モータースポーツにおいても成果を残し、スーパーGT GT500クラスで5勝、GT300クラスで3勝を挙げるなど国内外で多数のタイトルを獲得。
ニュルブルクリンクや筑波サーキットでのラップレコード更新、2016年にはギネス世界記録となる時速304.96km/hでのドリフト成功など、数々の記録と実績を築いた。
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