期待せず乗ったらよくできたフランス車だった…ルノー「アルカナ」改良版試乗 乗り心地＆ハンドリング好印象

ルノー アルカナ エスプリ アルピーヌ E-TECH フルハイブリッド

ルノーオリジナルのフルハイブリッドを搭載

インテリアは、センターディスプレイが7インチから縦長の9.3インチへと大型化。ダッシュボードやドアパネルの素材変更、アルピーヌロゴが入ったシートやトリコロールカラーのステッチなど、内装もスポーティな雰囲気が高められています。

また、シートやステアリングに使われていた本革をTEPレザー（合成皮革）にしたことで、内装のレザーフリー化を実現しています。

パワートレーンは、改良前と同じフルハイブリッドの「E-TECH（イーテック）」とマイルドハイブリッドの2種類を設定。

ルノー謹製のイーテックは、1.6L 4気筒ガソリンにF1で培った技術をフィードバックさせた、ドグクラッチを介したトランスミッションを組み合わせる2モーター式のハイブリッドシステムです。

スペックは、エンジンが最高出力94ps／最大トルク148Nm、モーターは、最高出力49ps／最大トルク205Nm、システム総合出力は143ps（参考値）、燃費はWLTCモードで22.8km/L。

マイルドハイブリッドは、1.3L 4気筒ガソリンターボに12Vのシングルモーターを組み合わせ、エンジンが最高出力158ps／最大トルク270Nm、モーターは、最高出力5ps／最大トルク19.2Nm、トランスミッションは7速DCTを組み合わせ、燃費はWLTCモードで17.0km/Lとなっています。

ボディカラーは、「ノワール メタル M」、「ブラン ペルレ M／ノワール メタル M」、「グリ メタル M／ノワール メタル M」の3色と、受注生産の「ブルー ザンジバル M／ノワール メタルM」、「ルージュ フラム M／ノワール メタル M」の2色の計5色を設定しています。