【モータースポーツの入口】新たな入門レース「S耐チャレンジ」が11月に初開催…手軽に参加できる工夫とは?
掲載 carview! 文:編集部 4
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「スーパー耐久シリーズ(S耐)」を運営する「スーパー耐久未来機構(STMO)」は5月30日、富士24時間レースが行われている富士スピードウェイにて記者会見を行い、新たなシリーズ「S耐チャレンジ」の立ち上げを発表した。
S耐チャレンジは、「東京オートサロン2025」で行われた「公開理事会」にてその構想が発表されていたが、今回はその時より一歩踏み込んだ内容で、一部は“アイディアレベル”ではあるものの、レースフォーマットやレギュレーションなどの詳細が発表された。
STMOの桑山晴美副理事長は、新カテゴリー創出の意義を次のように話す。
「(S耐チャレンジは)私たちが長年抱いてきた『モータースポーツの裾野を広げたい』という強い想いから生まれた新たなレースカテゴリー。(中略)モータースポーツは誰もが心惹かれるスポーツですが、一方で、やってみたいけれどハードルが高いと感じている方が多いのも現実です。費用の面はもちろん、車という道具を使うがゆえの技術的準備の難しさ、さらに最初の一歩をどこから踏み出していいかわからない。
それでもなお憧れのレースに出てみたい。一度でいいから耐久レースを走ってみたい。(中略)だからこそ、できるだけコストを抑えながらも、しっかり本格的なレースの醍醐味を味わっていただける新しいステージを私たちは作ろうと決意いたしました。このS耐チャレンジは、スーパー耐久シリーズのいわば“弟分”として位置付けていくカテゴリーです」
トヨタが水素技術の実証実験を行い、各メーカーが「共挑」を掲げ「S耐ワイガヤクラブ」を結成しカーボンニュートラル燃料といった次世代技術をテストするなど、レースとしてだけでなく技術開発の場としても近年人気が高まるS耐。人気の一方で弊害も発生していると桑山氏は話す。
「近年、スーパー耐久は、ドライバーの技量やチームの体制が高度化し、シリーズとしてのレベルは大きく向上しています。一方で、挑戦してみたいと思ってくださる方々にとっては、心理的・物理的なハードルが高くなっているのも事実です。誰もが最初の一歩を踏み出せるための入り口、それがS耐チャレンジです(桑山晴美副理事長)」
桑山氏によると、将来的には初めてレース車両走行に挑戦できる“ファーストS耐”という新たなステージの創出も目指しているということで、こちらも楽しみだ。
(次ページに続く)
◎あわせて読みたい:
>>“想定外”が頻発する耐久の現場。技術開発に留まらない、トヨタが水素で挑戦するワケ【S耐富士24hレース】
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