BMW 2シリーズ、高性能版の「M235i」に試乗
掲載 更新 carview! 文:萩原 秀輝/写真:BMWジャパン
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BMWはラインアップの拡大を図っている。3シリーズからクーペとカブリオレが独立して4シリーズになったのに続き、1シリーズからクーペが独立。新たに2シリーズが誕生した。従来型1シリーズのクーペは、フロント周りのデザインがハッチバックと共通のイメージでまとめられていたが、2シリーズは現行型1シリーズとは完全に異なるデザインを採用。まさに、新たなモデル名を得ただけのことはある。
ボディサイズは従来型のクーペに対してひと回り大きくなり、車高が5mm下がったので、エクステリアは一段とスマートかつスポーティな印象を与えてくれる。それでも、全長は4423mmに抑えられ、もちろん駆動方式にはFRを採用するので従来型の位置づけを受け継ぎ、2シリーズはトヨタ86やスバルBRZと同様に世界でも数少ない後輪駆動のコンパクトスポーツクーペであることに変わらない。
しかも、トヨタ86やスバルBRZと異なるのは、超高性能な3L 直列6気筒直噴ターボエンジン搭載モデルを用意していることだ。なおかつ、このエンジンを搭載するM235iは、M5やM6などのBMWとしては別格扱いのMモデルの開発を手がける、BMW M社のノウハウが投入されたモデルとなる。
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